カテゴリ:旅に出る( 67 )

地味だけど

そう言えばこの間ヨーロッパで現地の人と飯を食いながら話していて、話題に出た日本のブランドはシマノやアシックス。

特定の分野で世界に浸透している日本のブランドは案外多くて、それが日本での認知度と必ずしも比例しないのが面白い。シマノは前から感じていたけど、アシックスも浸透してたのね。共通するのは性能や品質への信頼性だろう。日本が得意なのは、革新性よりも職人技なのだろう。


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by TuscanyCafe | 2017-09-02 14:31 | 旅に出る | Comments(0)

旅ロク

出張という旅のキロク+α。

飛行機が離陸してまもなく、日本人のアテンダントさんから「生意気なことを言ってもよろしいですか?」と聞かれたので、軽く身構えながらも「はい、どうぞ」と答えたら、「目を見て話してくださるので励みになります」と。面白いこと言いますね、と声を出して笑った。確かにそんなもんかもしれないと思いつつ、それ以降そのCAさんと話す時は自分の視線を意識してしまい、変な感じだった。

機内では沢山映画を見た。良かった順番に、Growing Smith、this beautiful fantastic、Gifted、光、Paris Can Waitの5本。邦題は、2番目がマイ・ビューティフル・ガーデン、5番目がボンジュール、アン。相変わらず邦題のセンスはダサいと思う。特に後者は原題を変える意味がわからない。でも5本見て全部良かったのは高打率だな。

日本に着いて日本人に囲まれ、皆せっかちなのか、せこいのか、すぐに押してきたり密着してくるので、がっかりした。海外の方が整然とは並ばないかもしれないけど、もう少し皆気持ちに余裕があると思う。でもそれに反応してしまう自分も同類なので、人のことは言えない。周りに影響を受けず、いつも悠然としていられらようになりたい。そういう人は尊敬するし憧れる。実はこのことは自分にとっては最重要のテーマかもしれない。

ヨーロッパに行くと、残念ながらまだまだ日本人は子供だなぁと思ってしまう。英語が得意じゃないとかいう問題じゃなく、他人に対する態度とか、余裕のある立ち振る舞いとか、シンプルだけど垢抜けた服装とか。日本人の方が優れている部分もあるとは思うけど・・。

この間ヨーロッパ映画の封切り初日にたまたま劇場に行ったら、映画の後にトークショーがあった。その国に造詣が深い日本人女性と配給会社の女性との対談だったけど、前者の方がきりっとしながらも温かさを感じさせる人だったのに対し、後者の方の発する言葉がとても安く薄っぺらだったのが、対照的だった。残念ながら日本のメインストリームのメディアだけに触れていると、後者になってしまうのかもしれない。


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by TuscanyCafe | 2017-08-27 22:30 | 旅に出る | Comments(0)

おされ

空港の待ち時間が長いので、本日2件目。

こっちにいるといつも思うのは、残念ながら男も女も、日本人より欧米人の方がずっとお洒落だということ。(例外はあるけど平均的には圧倒的に。)

欧米人が洋服を着てきた歴史が長いせいなのか、日本人のいろんなタブーのせいなのか、日本の統一性のない街並みと色使いのせいなのか、日本人が全体のバランスを考えずに「かわいい」に走ってしまうせいなのか。たぶんその全部なのだろうと思う。体の線を綺麗に出すこと、サイズの合った服を着ること、バランスの良い色使いをすることについて、完全に負けている。最近は、他のアジアの国の人達にも負けつつある気がする。

あ、でも冬服の場合はそこまで顕著に負けていないような気もする(多分夏ほどタブーに影響されないせいで)。それに日本の一部のお洒落な人は、感動的にお洒落だったりする。前に東京でサイ・トゥオンブリ展に行った時、他の人の格好よさに見とれてしまった。そういう意味では、日本は一部のお洒落な人(流行りとは別の流れの)と普通の人の格差も広がっているのかもしれない。



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by TuscanyCafe | 2016-10-16 17:06 | 旅に出る | Comments(0)

Go Dive

一年ぶりのダイビング旅行に行った。近所のダイブ・ショップのツアーなので、前回同様ローカルの子達と一緒。

旅の友の職業はまちまちで、獣医の看護婦とか、その彼氏で動物病院の購買マンとか、宇宙工学のエンジニアとか、プライベートの看護婦とか、元電話会社のエンジニアで今はダイブマスターとか。普段会わない人が多いが、共通点は僕以外は皆タトゥーをしてたことくらい。

獣医の看護婦がダイビングを始めた理由がふるっていて、テック・ダイバーになってシー・シェパードに入り、鯨を助けたいからだそうだ。日本に対して敵意はないんだけど、という前置き付きで。鯨を殺すことと牛や鶏を殺すことの差が僕にはわからないのだけど、その質問は聞きそびれてしまった。そんなに勇敢なのに水に潜るのが怖いというのが可愛らしい。体中に動物のタトゥーがしてあってわかり易かった。

国営の電話会社には秘密のフロアがあって、そこでSNSなどの発言を検閲してるらしい。エレベータではその階は存在せず、中階段で降りると黒い壁に黒いカーテンがかかっていて、入室に特別なセキュリティがかかっているらしい。(そういう演出するとかえって怪しまれるような気もするけど。)さすが明るい北朝鮮と呼ばれているだけのことはある。こんなことを書くとこれ自体が検閲にかかりそうだけど、今は国外にいるから大丈夫だろう。先進国のようでも間違えると怖い。

2人組の女の子は、1人が目がくるくると輝いて魅力的だけど人の話をあまり聞かない子で、もう1人が最初は魅力的には見えないけど人の話に丁寧に耳を傾ける温かい人だった。人のタイプを誇張したみたいで面白かった。

前回のダイブ旅行ほど皆と親しくはならなかったが、いろんな背景の人の話を聞くのは面白いね。日本からでもこういう機会ってあるのかな。ダイビング自体は、初めてシュノーケリングをした時ほど楽しいとは思えなかったが、ダイビングもこれで当分は体が覚えていて、またやりたい時に再開できるかなと思う。なんでも思い立ったらとりあえずやっておく主義。何をするにしても、面倒がらず壁を作らずに人と会って話し続けているだけで、少しずつ賢くはなっていくと思う。


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by TuscanyCafe | 2016-10-16 15:09 | 旅に出る | Comments(0)

No return

久しぶりにダイブ旅行に行くので、リフレッシャートレーニングに行った。行く前は面倒で、旅行も含めて申し込んだのを軽く後悔していたが、行ってみるとトレーニングだけでも気持ちが良かった。面倒に思うものほどやってみる価値がある証拠だ。そういうのは、一時的に気分が盛り上がった時に申し込んでしまって後戻りできなくするのがコツだ。
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by TuscanyCafe | 2016-10-05 01:17 | 旅に出る | Comments(0)

reunion

10年ぶりの友達に大勢会った。当時僕はもう社会人だったけど、彼らはまだ何かの卵の状態だった。それが今は立派に卵からかえって、その道の第一人者になっていたりするからたいしたもんだ。

留学時代の友達に会うと、日本の僕らは本当に庶民だなぁと思う。他の国からのクラスメイトは皆、自分の国でははっきり上流階級で、街の中心部に大きな家に住み、高級車に乗ったり、メイドを使ったりしていた。それがたまたま留学先では、僕らと一緒に庶民の生活をしていただけ。元々上流階級の上に優秀だから、キャリアを積んだ今はさらに拍車がかかっている感じ。それを腹の底から羨ましいとは思わないのだけど、同じ世界にいたはずの友達が別の世界にいるのを実感すると、なんかムズムズする感覚がある。

あとは、キャリアの積み方も、日本と海外では違うなぁ。日本でも海外のようなキャリアの積み方はあるわけだけど、一般的には、自分で選んだ道を極めにくい構造になっていると思う。その違いはちょっと羨ましいかな。日本でも大変な努力をすれば実現するわけだけど、そこまでしなくても実現できる構造は羨ましいと思う。

果たして、与えられたものに不満を抱かず受け入れる、という日本の美徳は、美徳なんだろうか。地震のときのように、そういう習性が美徳として働くことはあるし、ないものねだりの不幸せよりはいいんだろうけど、それを美徳として要求する社会は、それもまた生きにくい。

何物でもなかったころの自分や友達が、何物かになって集まり、そうだったかもしれない自分の姿について想像するのは、なんとなくむず痒い感じがする。満ち足りた部分を忘れて、足りない部分に目がいきそうになる。当時となにも変わらない友情と、当時から大きく変わってしまった環境と、いろんなものがないまぜになって、不思議な感じがする。
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by tuscanycafe | 2012-08-16 23:49 | 旅に出る | Comments(0)

夕暮れ

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by tuscanycafe | 2012-08-06 23:39 | 旅に出る | Comments(0)

FR2012

週末、苗場に行った。遠く離れた山の名前のついた、年に一回のお祭り。今、YouTubeの映像を見ながら、無理にでももう一泊してRadioheadを観なかったことを、激しく後悔している最中。最高だったろうなぁ・・。

でも、それがあれば200%くらい、それがなくても150%くらい楽しめた。すごくいいとは聞いていたけど、めちゃくちゃよかった。日陰でのんびり座ったり、川で遊んだりしている人たちもいて、それも気持ちよさそうだったのだけど、僕は貧乏性なのかあちこち飛び回っていた。

やっぱり野外ライブは気持ちいい。そんなに景色を眺めてるわけじゃないけど、気分が全然違う。それに夜のライブはもう何でも許されるような解放感が加わって、身体を揺らしていると、最高に気持ちいい。ボードウォークを歩くのも気持ちがよかった。

皆の服装もいい感じで好きだった。それはそれで流行りなんだろうけど、男でも女でも、わりと自由にいろんな色を組み合わせて遊んでいるのがよかった。

僕が見た中で特によかったのは、順不同で、toe、サカナクション、Caribouかな。あとは、jizueやquasimode、それに全然知らなかった台湾のDeserts Changに、Rookieの思い出野郎Aチーム(変な名前)。他にもいるけど、特にそのあたり。

toeやjizueやquasimodeみたいなロックとジャズの間くらいのジャンルはなんて呼ぶんだろう。元々好きなジャンルだけど、ライブで聞くとかなり気持ちがいい。それから、ロックとエレクトロニカの間みたいなの(これもなんと呼ぶのか知らない)もかなりツボみたいだ。サカナクションはこんなにいいと思わなかった。オープニングの横並びmacbookはベタなのにすごくかっこよかった。toeは、「まあちょぼちょぼやりますよ」的なMCと激しい演奏のギャップがいい。「盛り上がっていこうぜ」的なMCは、時としてしらけさせる。Deserts Changは中国語圏ののレベルの高さを示してくれた気がしてなぜか嬉しかった。彼女の声もバックのキーボードも、テクスチャが好きだった。唯一残念だったのは、radiohead以外の海外の大物(僕が見た分だけ)は、ちょっとくたびれた感じだったことかな。もっと新鮮な人たちを呼んだほうがいいんじゃないかな。

しばらくは余韻に浸りつつ、また必ず行こうと思う。でも次に行けるのは、日本に帰国してからか。それと、radioheadがこの街に来たら、必ず行こうと思う。

そんな感じです。
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by tuscanycafe | 2012-08-03 01:12 | 旅に出る | Comments(0)

画策

昨日の投稿の後、少し検索していたら、彼らが来日するのを発見。ということは、ついでにこの街にも来るのかなと探してみたが、見つからず。諦めて寝る。

一日経って、とある野外ライブのDVDを見ながら、そういえば7月末は日本出張あったよな、と思い出す。それから、
  ん?7月末??
と気づいて、調べ始める。こういう悪巧みは楽しいね。彼らが見れるかどうかに関係なく、楽しみになって来た。東京に住んでたら簡単に行けるのに、遠くから無理して行く方が楽しく感じるのはなんなんだろう。
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by tuscanycafe | 2012-05-31 01:25 | 旅に出る | Comments(0)

東京 (+リンク追加)

東京に行きました。さっと行って、さっと帰って来ました。

行く前から桜を楽しみにしていたのだけど、実際に見てみると、思ったほど心が動かなかった。満開の桜の下を歩くのどかな雰囲気は好きなのだけど、桜自体で言えば、花が散ってしまった後の瑞々しい葉や、その葉が秋にまだらに色づく姿のほうが、好きかもしれない。桜は人の心に狂気をもたらす、みたいに言うけど、今回はのどかな印象だけが残った。

日本のテレビCMで、

 よく今度生まれ変わったら、って言うけれど、
 私は、今度生まれ変わる予定は、ありません。
 最初で最後の、生きている。

というフレーズがあって、すごくいいなと思った。そういう気持ちで行きたいね。CMの動画見つけたのでリンク追加しときます。

行きの飛行機で、久しぶりにウッディ・アレンの映画を観た。Midnight in Paris。パリを訪れた作家志望の主人公がタイムスリップする、という設定で、ピカソやらダリやらフィッツジェラルドやらヘミングウェイやら超豪華キャストの個性が強くて、それだけでも楽しいが、個人的には、主人公の境遇とそのストーリーに、かなり癒されるものがあった。やっぱそうだよねぇ、という感じ(笑)。 ダリの「サイが・・」というのも笑えた。

今更ながら、ダスティン・ホフマンの「卒業」を初めて見た。この映画で一番あはれを感じるのは、ロビンソン夫人。丁寧に描写されていたと思う。それに対して、娘のエレインについては、さっと流されていて、よくわからなかった。主人公ベンについては、わからんでもない。なんとなく、最後の教会のシーンばかりが強調されて、純愛映画みたいなイメージを持っていたけど、そういうのではなかったと思う。教会を去ったあとのバスのなかで、興奮が少し落ち着いてから見せた、二人の素のような表情はよかったと思う。興奮がずっと続くわけはないし、そのほうが本当っぽい。
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by tuscanycafe | 2012-04-08 00:06 | 旅に出る | Comments(0)