夏の終わり

あたーらしーいー、あーさがきたっ
きーぼーおのー、あーさーだっ
よーろこーびに、むねをひーらけ
あーおぞーら、あーおーげー

ラジオ体操の歌詞は、希望と喜びで溢れているのに、
歌ってみると、せつなさしか感じないのはなんでだろう。

ラジオ体操の歌を聞くと、子供の頃の夏休みを思い出す。
毎朝町内の子どもがお寺の境内に集まって、ラジオ体操をさせられていた。

大人になってから、子供の頃の夏休みをイメージすると、
楽しかったはずだ、とぼんやりと思う。
時間がたっぷりあって毎日遊んでいればよかったわけだから、
夢のような生活だ。

でもよく思い出してみると、結構嫌なこともあった気がする。
気の合わない友達と一緒に何かをやらないといけなかったり。

考えてみたら、大人の今の方が、気楽なのかもしれない。
自由な時間は少ないけど、大人のほうが案外人間関係が分かりやすい気がする。
(仕事で接する嫌な相手を仕事として割り切れれば。)

ラジオ体操の歌を久しぶりに聴いて、ぼんやりとそんなことを思った。
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# by tuscanycafe | 2005-09-05 00:10 | 思う | Comments(2)

アコガレ

夏休みのある日。
ふと思い立って箱根に行った。

ロマンスカーは満席だったので、東海道線を使った。
登山列車に乗り継いで、箱根湯本からは登山バス。

バスの待ち時間があったので、川原に下りてみた。
川に足をつっこみたかったけど、バスが来そうだったのでバス停に戻った。

バス停で並んでいると、おばちゃん3人組が登場。
列に並んでいる僕らが全く目に入らないかのように、
僕の前のおねえさんの前に、自然と横入り。

するとそのおねえさんは、柔和な笑みをたたえながら、
「並んでるんですけど・・・」
とおばさんに伝えた。

するとおばさんは、
「あらっ、あなたたち並んでるの知ってたのよ。ちょっと立ち止まっただけなのよっ。」
そして、自分の連れに向かって、
「おねえさんに叱られちゃった。ここにちょっと立ち止まってたらね。」

おばさんたちの後姿を眺めながら、「おばはん、うそこけ」とつっこんだのは言うまでもないが(心の中でね)、それよりも、感心したのはこのおねえさん。素敵でした。

横入りの注意くらいなら誰でもできるけど、穏やかに微笑みながらとなるとかなりの高難度。
自分だったら、思い切り馬鹿にした態度で言ってしまいそうだ。いや、腹が立ったせいで冷静には言えないかもね。

以前にこのブログに頂いたコメントで、反対意見を言うときは「笑いが起こるような感じで」っていう表現があったのを思い出しました。そこまで行けば最高。怖いものなしだろうな。
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# by tuscanycafe | 2005-09-02 23:58 | 思う | Comments(0)