メジャーではないらしい

日本の特権、CDレンタル。数年ぶりにジャニスで大人借りした。僕がいた国でもiTunesだとアルバム一枚1000円前後で安かったけど、レンタルCDの安さには叶わないし、ジャニスの品揃えは貴重。

日本にいない間に好きになったバンドのCDを探していたら、UKインディーズのコーナーが多く、後はUSインディーズが少し。僕は決してマニアじゃないのに、たまたま好きになるバンドがそういうことらしい。The 1975とか、Chvrchesとか、MGMTとか、ラジオでも普通にかかってたのにメジャーじゃないのか。

僕の音楽の趣味は極めて普通だと思うのだけど、メジャーじゃないと言われると、前に住んでた国の友達がChvrchesとかFoalsとか僕と好みが重なってたのは実は貴重だったのかと今更思う。


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# by TuscanyCafe | 2016-12-15 21:16 | 観る読む聴く | Comments(0)

高速バス

高速バスなう。間違ったチケットを買ってしまった男を延々となじる女。もう10分は続いている。到着まで続くのだろうか。iPodの音量を大きくする。気が狂ってるとしか僕には思えないし、こういう人はいなくなればいいのに、とも思ってしまう。日本でしかこういう人を見ない気がするが、おそらく気のせいではないと思う。(もう15分も続いている。)



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# by TuscanyCafe | 2016-12-10 06:45 | 暮らす | Comments(0)

断捨離

引っ越しで段ボール4箱分の本を処分した。2箱は引っ越し前に日本人会に寄付。もう2箱は、トランクルームにあった本の一部を引っ越し後に古本屋に売却。今は、箱に詰めて連絡すれば取りに来てくれるサービスがあるので便利。たいした金額にならないのは経験上知っているし、いくら安くても売るしかないけど、見積額がいくらになるか、少しだけ楽しみにしている。さすがに2箱で数百円ということはないと思うので、数千円の下の方かなと思っている。

娘の小さい頃の思い出の品も少し整理した。すべてキープすると場所を取って仕方がないので、残すものと捨てるものを分けた。娘が描いた絵は、幼稚園に入る前あたりまでが素晴らしく、その後になると、つまらない絵になってしまう。幼稚園で習ったから、というのではなく、周りや大人の真似をしたり、頭で考える知恵がついてくるからだと思うが、それを学ばずにあのまま伸びていったらどうなるのかな、と思ってしまう。素晴らしいアウトサイダーアートがあるのは、そういったことなのかなと思う。
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# by TuscanyCafe | 2016-11-27 22:54 | 暮らす | Comments(0)

読むと自慢にしか聞こえない話を書くことで自分を励ます。

日本に帰国するにあたり、僕から送別スピーチをするばっかりで、逆にしてもらうことが殆どない、と言って僕が愚痴っていたら、仲のいい同僚が仕事中に僕のデスクに来て、一対一のスピーチをしてくれた。

彼女曰く、
・ 私はいつもamazingという言葉を使うけど、本当にamazingなのは貴方だと思う。
・ 貴方のようなボスには今後も会うことができないと思う。
・ 貴方は誰に対しても公平に接しているし、皆が貴方のことを好きだと思う。
・ 貴方がこの会社をゼロから始めたのは尊敬に値するし、貴方は私のヒーローだ。

僕は、一行目の終わりくらいから、ぼろぼろと涙を流してしまった。なによりも、仕事中にこういうことを言いに来てくれた気持ちが嬉しかった。すごい人だなと思った。たぶん周りの人は、スピーチにも涙にも気づいていなかったと思う。静かに涙を流した。

今回帰国する前後で、たくさんの嬉しい言葉を聞かせてもらった。これまでのキャリアでbestest bossだと言ってくれた別の部下。なぜだか分からないけど人生の師匠と呼んでくれた元バックパッカーの日本人の友達。最終日にサインやらセルフィーやらを求めてくれた同僚たち。引っ越しの朝に朝食に連れ出してくれた仲間。出発の夜に空港まで来てくれた仲間。

出発の夜に一緒に夕食をとりながら、彼らが僕に「自分のことは誇りに思う?」と聞いてきたので、僕はテーブルの上で指で円を描きながら「この一部であることを誇りに思うよ」と答えたら、「自分のことを誇りに思っていいと思うよ。」と言ってくれた。その理由も言ってくれたと思うが、なぜか忘れてしまった。人から褒められる時、なぜだか居心地が悪くなって、ちゃんと話を聞けなかったり割引してしまうことがある。もったいないことだ。

真面目さ90点、ガキっぽさ90点、と言って褒めて(?)くれた部下もいたが、皆から共通して言われたのは、部下や周囲の人たちに対する態度だった。公平だとか謙虚だとかフレンドリーだとか。でも、僕も誰に対してもそういう態度がとれるほど大人ではないので、実際は誤解も含んでいて、実際のところは、彼らに対する愛情を持てたのが全てで、それ以外のことはその結果にすぎないと思う。

本当につらいどん底も味わったこの街だったが、その一方で、こんなに素晴らしいことも人生のなかでそんなにないと思う。なによりも、どん底の間も彼らの信頼を失わず、社会生活を続けられたことは誇りに思ってよいと思う。東京に帰ってきて、正直どこに情熱を見つけたらいいのか戸惑っているが、また一から積み直しているうちに、方向も見えてくるだろう。

(以下は自慢には聞こえない余談)
携帯の写真を整理していて、少し前ならつらくて直視もできなかった記憶が、悲しい記憶という言葉で収まるものに落ち着いていた。ここまで来るのに今回は二年近くかかった。そういえば、今回いろんな言葉をもらったなかで、僕の家族のことを心配してくれた人も何人かいた。(映画Sing Streetの話をした友達は)happy sadではなく、happy happiestであってほしいと言ってくれた。すべては自分から始まる、と言ってくれた友達もいた。Inside outと同じ考え方だと思うし、実際僕はそれを実践しようとしているが、それがいつかhappy happiestに通じる道だとは思えない。僕には尊敬できる人とできない人がいるし、やはりhappy sadを目指すしかないと思っている。
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# by TuscanyCafe | 2016-11-21 23:03 | 働く学ぶ | Comments(2)

おされ

空港の待ち時間が長いので、本日2件目。

こっちにいるといつも思うのは、残念ながら男も女も、日本人より欧米人の方がずっとお洒落だということ。(例外はあるけど平均的には圧倒的に。)

欧米人が洋服を着てきた歴史が長いせいなのか、日本人のいろんなタブーのせいなのか、日本の統一性のない街並みと色使いのせいなのか、日本人が全体のバランスを考えずに「かわいい」に走ってしまうせいなのか。たぶんその全部なのだろうと思う。体の線を綺麗に出すこと、サイズの合った服を着ること、バランスの良い色使いをすることについて、完全に負けている。最近は、他のアジアの国の人達にも負けつつある気がする。

あ、でも冬服の場合はそこまで顕著に負けていないような気もする(多分夏ほどタブーに影響されないせいで)。それに日本の一部のお洒落な人は、感動的にお洒落だったりする。前に東京でサイ・トゥオンブリ展に行った時、他の人の格好よさに見とれてしまった。そういう意味では、日本は一部のお洒落な人(流行りとは別の流れの)と普通の人の格差も広がっているのかもしれない。



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# by TuscanyCafe | 2016-10-16 17:06 | 旅に出る | Comments(0)

Go Dive

一年ぶりのダイビング旅行に行った。近所のダイブ・ショップのツアーなので、前回同様ローカルの子達と一緒。

旅の友の職業はまちまちで、獣医の看護婦とか、その彼氏で動物病院の購買マンとか、宇宙工学のエンジニアとか、プライベートの看護婦とか、元電話会社のエンジニアで今はダイブマスターとか。普段会わない人が多いが、共通点は僕以外は皆タトゥーをしてたことくらい。

獣医の看護婦がダイビングを始めた理由がふるっていて、テック・ダイバーになってシー・シェパードに入り、鯨を助けたいからだそうだ。日本に対して敵意はないんだけど、という前置き付きで。鯨を殺すことと牛や鶏を殺すことの差が僕にはわからないのだけど、その質問は聞きそびれてしまった。そんなに勇敢なのに水に潜るのが怖いというのが可愛らしい。体中に動物のタトゥーがしてあってわかり易かった。

国営の電話会社には秘密のフロアがあって、そこでSNSなどの発言を検閲してるらしい。エレベータではその階は存在せず、中階段で降りると黒い壁に黒いカーテンがかかっていて、入室に特別なセキュリティがかかっているらしい。(そういう演出するとかえって怪しまれるような気もするけど。)さすが明るい北朝鮮と呼ばれているだけのことはある。こんなことを書くとこれ自体が検閲にかかりそうだけど、今は国外にいるから大丈夫だろう。先進国のようでも間違えると怖い。

2人組の女の子は、1人が目がくるくると輝いて魅力的だけど人の話をあまり聞かない子で、もう1人が最初は魅力的には見えないけど人の話に丁寧に耳を傾ける温かい人だった。人のタイプを誇張したみたいで面白かった。

前回のダイブ旅行ほど皆と親しくはならなかったが、いろんな背景の人の話を聞くのは面白いね。日本からでもこういう機会ってあるのかな。ダイビング自体は、初めてシュノーケリングをした時ほど楽しいとは思えなかったが、ダイビングもこれで当分は体が覚えていて、またやりたい時に再開できるかなと思う。なんでも思い立ったらとりあえずやっておく主義。何をするにしても、面倒がらず壁を作らずに人と会って話し続けているだけで、少しずつ賢くはなっていくと思う。


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# by TuscanyCafe | 2016-10-16 15:09 | 旅に出る | Comments(0)

三つの理由

この街でそこそこ有名な鮨屋に行った。そのオーナーは現地の人だけど、日本人のもとで長年修行してから独立し、店を流行らせている。

その彼が言うには、長年いろんな店の浮き沈みを見てきて、失敗するオーナーは三通りあるという。一つ目はギャンブルで、二つ目は女。仕事柄日銭が入るからギャンブルにはまりやすいというが、女の人に溺れるのは、職業と関係あるのかどうか、よくわからない。でも、そこまではよくありそうな話。

三つめは、スタッフを大事にするのを忘れること。お客を大事にしていても、スタッフを大事にしなければ、味もサービスは落ちる。スタッフが金に困っていたら、自分も困っていても、お金を渡してやること。なんか自慢話のようにも聞こえるが、実際に実践してきたのだろう。そこまでやるかは別にして、これはどの仕事も同じだなと深く共感した。

僕がもうすぐ日本に帰ると言ったら、今度飲みに行こうと誘われた。初めて会った人なのに、人の縁を大事にする人なんだろうと思う。仕事の会食で少し面倒に思いながら行った店だが、動き続けていると学ぶ機会に必ず出会う。
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# by TuscanyCafe | 2016-10-13 22:19 | 働く学ぶ | Comments(0)