Let me through

今日ライブに行く前、急いでいたので長いエスカレーターの右側を歩いていた。子供を右側に立たせていた人がいたので、すみませんと声をかけて通らせてもらおうとした。聞こえないのか反応がなかったので、すみません、右側歩いていいですか、と再度声をかけたら、「エスカレーターを歩かないでください」と震えた声で返ってきた。そう言いながらも右側を空けてくれたので、通らせてもらったが。

正直めんどくさいなと思った。エスカレーターの片側を歩きたい人に空けておくのは日本の(&多くの国の)慣習だし、エスカレーターを歩くなというのは、デパートなどのお店側が万が一の怪我の責任負わないためのアリバイであまり意味は無いと思う。

でもそういう理屈云々よりも、人から何かを指摘されることを嫌って必要以上にディフェンシブになったり、自分の主義を押し通そうとしたり、そういう人が多いことに、正直疲れるなと思ってしまった。どうでもええやんと思う。

僕も納得できないことは割と口にするタイプなので、今日の彼は僕の同類なのかもしれないが、それでも面倒くさいなと思うのだった。こないだまでいた国の人達は、そもそもエスカレーターの片側を空けておくような気遣いの習慣がなく、それはそれでイラつくこともあったが、しょうがねえなあと思えた。日本に帰ってくると、そういうストレスはなくなるが、逆にこれはこうすべき、あれはこうしてはいけない、という不文律が沢山あって、それを忘れていると知らない人から怒鳴られたりするので、本当に面倒くさいなと思う。そう考えると、知らず知らず今日の彼の立場になったときに、面倒くせえなぁという態度を取らないよう気をつけないといけない。

日本はいろんなサービスや気配りが素晴らしいが、それとセットでくっついてくるストレスとか面倒くささもある。悪気がなければ殆どOKだった前の街が懐かしく思う。



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# by TuscanyCafe | 2016-12-23 23:20 | 暮らす | Comments(0)

渋谷

今Homecomingsのライブを見終わったところ。フジのルーキーで見て以来好きな京都のバンド。

無垢な雰囲気なのに出す音とのギャップがあるのが好きだ。特にボーカルの女の子の出すギターのざらざらした音(やたまに出す鉛みたいな音)。曲が終わる時の引きずるような音。

楽器は、力を込めなくても、笑顔で弾いても、激しい音を出せるのがすごいなと改めて思った。ボールを遠くに飛ばすのも、コツを掴めば力を入れなくてもできるし、それとも似てるなと思った。

キャッチーさもあるのでもっと売れるかもしれないけど、わかりやすい方に流れないで、今のざらざらした感じを続けて欲しいなと思った。MCがこなれていて驚いたけど、自然体でいい感じだったと思う。

そういえば、こないだジャニスで「森は生きている」のCDを借りたけど、たしか彼らと同じ年のルーキーだったと思う。



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# by TuscanyCafe | 2016-12-23 22:05 | 観る読む聴く | Comments(0)

for a reason

Everything happens for a reason.
という言葉は、

本当に理由が先にあって物事が起こる
というのではなく、

あとから振り返った時に、
あの出来事があったから今の自分がいるんだな
と思える時が来るよ、

という意味なんだろうと思う。

少なくとも一生懸命生きていれば。


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# by TuscanyCafe | 2016-12-16 23:01 | 言葉 | Comments(0)

メジャーではないらしい

日本の特権、CDレンタル。数年ぶりにジャニスで大人借りした。僕がいた国でもiTunesだとアルバム一枚1000円前後で安かったけど、レンタルCDの安さには叶わないし、ジャニスの品揃えは貴重。

日本にいない間に好きになったバンドのCDを探していたら、UKインディーズのコーナーが多く、後はUSインディーズが少し。僕は決してマニアじゃないのに、たまたま好きになるバンドがそういうことらしい。The 1975とか、Chvrchesとか、MGMTとか、ラジオでも普通にかかってたのにメジャーじゃないのか。

僕の音楽の趣味は極めて普通だと思うのだけど、メジャーじゃないと言われると、前に住んでた国の友達がChvrchesとかFoalsとか僕と好みが重なってたのは実は貴重だったのかと今更思う。


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# by TuscanyCafe | 2016-12-15 21:16 | 観る読む聴く | Comments(0)

高速バス

高速バスなう。間違ったチケットを買ってしまった男を延々となじる女。もう10分は続いている。到着まで続くのだろうか。iPodの音量を大きくする。気が狂ってるとしか僕には思えないし、こういう人はいなくなればいいのに、とも思ってしまう。日本でしかこういう人を見ない気がするが、おそらく気のせいではないと思う。(もう15分も続いている。)



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# by TuscanyCafe | 2016-12-10 06:45 | 暮らす | Comments(0)

断捨離

引っ越しで段ボール4箱分の本を処分した。2箱は引っ越し前に日本人会に寄付。もう2箱は、トランクルームにあった本の一部を引っ越し後に古本屋に売却。今は、箱に詰めて連絡すれば取りに来てくれるサービスがあるので便利。たいした金額にならないのは経験上知っているし、いくら安くても売るしかないけど、見積額がいくらになるか、少しだけ楽しみにしている。さすがに2箱で数百円ということはないと思うので、数千円の下の方かなと思っている。

娘の小さい頃の思い出の品も少し整理した。すべてキープすると場所を取って仕方がないので、残すものと捨てるものを分けた。娘が描いた絵は、幼稚園に入る前あたりまでが素晴らしく、その後になると、つまらない絵になってしまう。幼稚園で習ったから、というのではなく、周りや大人の真似をしたり、頭で考える知恵がついてくるからだと思うが、それを学ばずにあのまま伸びていったらどうなるのかな、と思ってしまう。素晴らしいアウトサイダーアートがあるのは、そういったことなのかなと思う。
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# by TuscanyCafe | 2016-11-27 22:54 | 暮らす | Comments(0)

読むと自慢にしか聞こえない話を書くことで自分を励ます。

日本に帰国するにあたり、僕から送別スピーチをするばっかりで、逆にしてもらうことが殆どない、と言って僕が愚痴っていたら、仲のいい同僚が仕事中に僕のデスクに来て、一対一のスピーチをしてくれた。

彼女曰く、
・ 私はいつもamazingという言葉を使うけど、本当にamazingなのは貴方だと思う。
・ 貴方のようなボスには今後も会うことができないと思う。
・ 貴方は誰に対しても公平に接しているし、皆が貴方のことを好きだと思う。
・ 貴方がこの会社をゼロから始めたのは尊敬に値するし、貴方は私のヒーローだ。

僕は、一行目の終わりくらいから、ぼろぼろと涙を流してしまった。なによりも、仕事中にこういうことを言いに来てくれた気持ちが嬉しかった。すごい人だなと思った。たぶん周りの人は、スピーチにも涙にも気づいていなかったと思う。静かに涙を流した。

今回帰国する前後で、たくさんの嬉しい言葉を聞かせてもらった。これまでのキャリアでbestest bossだと言ってくれた別の部下。なぜだか分からないけど人生の師匠と呼んでくれた元バックパッカーの日本人の友達。最終日にサインやらセルフィーやらを求めてくれた同僚たち。引っ越しの朝に朝食に連れ出してくれた仲間。出発の夜に空港まで来てくれた仲間。

出発の夜に一緒に夕食をとりながら、彼らが僕に「自分のことは誇りに思う?」と聞いてきたので、僕はテーブルの上で指で円を描きながら「この一部であることを誇りに思うよ」と答えたら、「自分のことを誇りに思っていいと思うよ。」と言ってくれた。その理由も言ってくれたと思うが、なぜか忘れてしまった。人から褒められる時、なぜだか居心地が悪くなって、ちゃんと話を聞けなかったり割引してしまうことがある。もったいないことだ。

真面目さ90点、ガキっぽさ90点、と言って褒めて(?)くれた部下もいたが、皆から共通して言われたのは、部下や周囲の人たちに対する態度だった。公平だとか謙虚だとかフレンドリーだとか。でも、僕も誰に対してもそういう態度がとれるほど大人ではないので、実際は誤解も含んでいて、実際のところは、彼らに対する愛情を持てたのが全てで、それ以外のことはその結果にすぎないと思う。

本当につらいどん底も味わったこの街だったが、その一方で、こんなに素晴らしいことも人生のなかでそんなにないと思う。なによりも、どん底の間も彼らの信頼を失わず、社会生活を続けられたことは誇りに思ってよいと思う。東京に帰ってきて、正直どこに情熱を見つけたらいいのか戸惑っているが、また一から積み直しているうちに、方向も見えてくるだろう。

(以下は自慢には聞こえない余談)
携帯の写真を整理していて、少し前ならつらくて直視もできなかった記憶が、悲しい記憶という言葉で収まるものに落ち着いていた。ここまで来るのに今回は二年近くかかった。そういえば、今回いろんな言葉をもらったなかで、僕の家族のことを心配してくれた人も何人かいた。(映画Sing Streetの話をした友達は)happy sadではなく、happy happiestであってほしいと言ってくれた。すべては自分から始まる、と言ってくれた友達もいた。Inside outと同じ考え方だと思うし、実際僕はそれを実践しようとしているが、それがいつかhappy happiestに通じる道だとは思えない。僕には尊敬できる人とできない人がいるし、やはりhappy sadを目指すしかないと思っている。
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# by TuscanyCafe | 2016-11-21 23:03 | 働く学ぶ | Comments(2)