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注ぐ

数年ぶりに日本に帰ってきて、日本のドラマをいろいろ試している。他愛のない話のようだけど、そのなかで東京タラレバ娘は好きだ。でも一番ぐっとくるエピソードは実は恋愛の話ではなく、先週のように、本気でやっている仕事の話だと気づいた。

そういえば、好きな映画でも、(500) days of summerや、そのオマージュのような映画版のモテキも、恋愛の部分ではなく仕事の部分にぐっと来た。前者だと、主人公が黒板に建築の絵を描き始めるシーン。後者だと、主人公が深夜に嫌いな男のインタビュー記事を書き上げるシーン。どん底にいる人間が自分と真っ直ぐ向き合うのに、仕事は格好の材料だ。情熱と誇りを取り戻せる。

とは言え、仕事だけのビジネスドラマはあまり見る気にならず、半沢直樹も結局第一話しか見なかった。でもあの話は仕事ではなく復讐がテーマか。自分がその境遇におかれたら復讐に燃えるのだろうが、わざわざ好んで復讐の話を見たいとは思わない。もっと純粋に仕事に向き合いたい。

そういえば、去年観たなかで一番好きだったSing Streetも、ラストシーンでぐっと来たのは恋愛に関することではなく、自分の思いを貫くことなんだと思う。

やっぱり仕事は、食うためだけでなく、ぐっとくるもんじゃないとダメだ。仕事に自分の思いを注ぐこと。そして、仕事でもなんでも、自分に正直に生きること。自分の好きなものを大事にすること。

最近なんか熱い投稿が続くね。自分を鼓舞してるのかも。



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by TuscanyCafe | 2017-02-24 23:03 | 働く学ぶ | Comments(0)

旅の時間

時々は旅に出るのが大切だと改めて思った。たとえそれが仕事の出張であっても、時間に追われすぎずに、一人で旅をすること。今日、旅の移動のなかでふと、最近出したある小さな結論が、保身に近いものだと気づいた。それを決めたときはベストだと思ったものだったが。

旅をしていると、周りの論理と関係なく自分がそうありたい方向に自然体で考える時間が増える。そして、それを選んで困難を招くことがあっても、それを乗り切れる自信も湧いてくる。周りに誤解を生む可能性のある決断をするとき、体調や心調が悪いと、それをやりきる自信が湧いてこなくなり、守りに入ってしまうことがある。誰もそれを要求しないのに。

少し話は変わるが(後で戻ってくる)、街を歩いていて、この人かっこいいなぁと見とれてしまう女の人は時々いるが、同じように思える男はなぜかいない。僕が男で女が好きだから、というのはあるかもしれないが、それだけじゃないと思う。

僕がかっこいいと思う女の人は、イメージでいえば、背筋が伸びていて、服装なども格好よく、そしていい表情をしている。決して周りに媚びたり僻んだりせず、すっと立っている感じ。それでいて周りを受け入れる強さと柔らかさを備えている。そういう人に憧れるが、なぜか男の人よりも女の人の方が、そういう印象を受ける人が多い。そして、なぜかマイナーなライブ会場や美術展、あるいは空港などで見かけることが多い。

話を戻すと、今日も旅の途中でそういう人を見かけて、刺激を受けることができたのが影響したのだと思う。

昨日の晩、前の国の部下達とWhatsappで話していて、そのうちの一人が、僕のカバン持ちでいいから日本で雇ってくれ、というので、何を言ってるんだ、君らのオフィスの方がずっといいよ、と言ったら、じゃあなんで日本に帰ったの?、戻ってきなさい、と言われて、答えに窮してしまった。なんで僕は日本に帰りたいと思ったのか。日本の今の環境が嫌ならば、なにが嫌なのか。どうしたら変えられるのか。あるいはそんなことも、今日の思考に影響していたかもしれない。

いずれにせよ、陳腐な言葉だが自分らしく生きること。卑屈にならないこと。自分がよいと信じたことを真剣にやっていれば、途中で誤解がされることがあっても、分かってくれる人はたぶんいること。いなかったらしょうがないこと。そして自分が本質的だと思わないことについては、自分のやりたいようにやること。それを忘れないようにしよう、とブログを開いた。



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by TuscanyCafe | 2017-02-23 21:57 | 働く学ぶ | Comments(0)

読むと自慢にしか聞こえない話を書くことで自分を励ます。

日本に帰国するにあたり、僕から送別スピーチをするばっかりで、逆にしてもらうことが殆どない、と言って僕が愚痴っていたら、仲のいい同僚が仕事中に僕のデスクに来て、一対一のスピーチをしてくれた。

彼女曰く、
・ 私はいつもamazingという言葉を使うけど、本当にamazingなのは貴方だと思う。
・ 貴方のようなボスには今後も会うことができないと思う。
・ 貴方は誰に対しても公平に接しているし、皆が貴方のことを好きだと思う。
・ 貴方がこの会社をゼロから始めたのは尊敬に値するし、貴方は私のヒーローだ。

僕は、一行目の終わりくらいから、ぼろぼろと涙を流してしまった。なによりも、仕事中にこういうことを言いに来てくれた気持ちが嬉しかった。すごい人だなと思った。たぶん周りの人は、スピーチにも涙にも気づいていなかったと思う。静かに涙を流した。

今回帰国する前後で、たくさんの嬉しい言葉を聞かせてもらった。これまでのキャリアでbestest bossだと言ってくれた別の部下。なぜだか分からないけど人生の師匠と呼んでくれた元バックパッカーの日本人の友達。最終日にサインやらセルフィーやらを求めてくれた同僚たち。引っ越しの朝に朝食に連れ出してくれた仲間。出発の夜に空港まで来てくれた仲間。

出発の夜に一緒に夕食をとりながら、彼らが僕に「自分のことは誇りに思う?」と聞いてきたので、僕はテーブルの上で指で円を描きながら「この一部であることを誇りに思うよ」と答えたら、「自分のことを誇りに思っていいと思うよ。」と言ってくれた。その理由も言ってくれたと思うが、なぜか忘れてしまった。人から褒められる時、なぜだか居心地が悪くなって、ちゃんと話を聞けなかったり割引してしまうことがある。もったいないことだ。

真面目さ90点、ガキっぽさ90点、と言って褒めて(?)くれた部下もいたが、皆から共通して言われたのは、部下や周囲の人たちに対する態度だった。公平だとか謙虚だとかフレンドリーだとか。でも、僕も誰に対してもそういう態度がとれるほど大人ではないので、実際は誤解も含んでいて、実際のところは、彼らに対する愛情を持てたのが全てで、それ以外のことはその結果にすぎないと思う。

本当につらいどん底も味わったこの街だったが、その一方で、こんなに素晴らしいことも人生のなかでそんなにないと思う。なによりも、どん底の間も彼らの信頼を失わず、社会生活を続けられたことは誇りに思ってよいと思う。東京に帰ってきて、正直どこに情熱を見つけたらいいのか戸惑っているが、また一から積み直しているうちに、方向も見えてくるだろう。

(以下は自慢には聞こえない余談)
携帯の写真を整理していて、少し前ならつらくて直視もできなかった記憶が、悲しい記憶という言葉で収まるものに落ち着いていた。ここまで来るのに今回は二年近くかかった。そういえば、今回いろんな言葉をもらったなかで、僕の家族のことを心配してくれた人も何人かいた。(映画Sing Streetの話をした友達は)happy sadではなく、happy happiestであってほしいと言ってくれた。すべては自分から始まる、と言ってくれた友達もいた。Inside outと同じ考え方だと思うし、実際僕はそれを実践しようとしているが、それがいつかhappy happiestに通じる道だとは思えない。僕には尊敬できる人とできない人がいるし、やはりhappy sadを目指すしかないと思っている。
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by TuscanyCafe | 2016-11-21 23:03 | 働く学ぶ | Comments(2)

Go Dive

一年ぶりのダイビング旅行に行った。近所のダイブ・ショップのツアーなので、前回同様ローカルの子達と一緒。

旅の友の職業はまちまちで、獣医の看護婦とか、その彼氏で動物病院の購買マンとか、宇宙工学のエンジニアとか、プライベートの看護婦とか、元電話会社のエンジニアで今はダイブマスターとか。普段会わない人が多いが、共通点は僕以外は皆タトゥーをしてたことくらい。

獣医の看護婦がダイビングを始めた理由がふるっていて、テック・ダイバーになってシー・シェパードに入り、鯨を助けたいからだそうだ。日本に対して敵意はないんだけど、という前置き付きで。鯨を殺すことと牛や鶏を殺すことの差が僕にはわからないのだけど、その質問は聞きそびれてしまった。そんなに勇敢なのに水に潜るのが怖いというのが可愛らしい。体中に動物のタトゥーがしてあってわかり易かった。

国営の電話会社には秘密のフロアがあって、そこでSNSなどの発言を検閲してるらしい。エレベータではその階は存在せず、中階段で降りると黒い壁に黒いカーテンがかかっていて、入室に特別なセキュリティがかかっているらしい。(そういう演出するとかえって怪しまれるような気もするけど。)さすが明るい北朝鮮と呼ばれているだけのことはある。こんなことを書くとこれ自体が検閲にかかりそうだけど、今は国外にいるから大丈夫だろう。先進国のようでも間違えると怖い。

2人組の女の子は、1人が目がくるくると輝いて魅力的だけど人の話をあまり聞かない子で、もう1人が最初は魅力的には見えないけど人の話に丁寧に耳を傾ける温かい人だった。人のタイプを誇張したみたいで面白かった。

前回のダイブ旅行ほど皆と親しくはならなかったが、いろんな背景の人の話を聞くのは面白いね。日本からでもこういう機会ってあるのかな。ダイビング自体は、初めてシュノーケリングをした時ほど楽しいとは思えなかったが、ダイビングもこれで当分は体が覚えていて、またやりたい時に再開できるかなと思う。なんでも思い立ったらとりあえずやっておく主義。何をするにしても、面倒がらず壁を作らずに人と会って話し続けているだけで、少しずつ賢くはなっていくと思う。


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by TuscanyCafe | 2016-10-16 15:09 | 旅に出る | Comments(0)

三つの理由

この街でそこそこ有名な鮨屋に行った。そのオーナーは現地の人だけど、日本人のもとで長年修行してから独立し、店を流行らせている。

その彼が言うには、長年いろんな店の浮き沈みを見てきて、失敗するオーナーは三通りあるという。一つ目はギャンブルで、二つ目は女。仕事柄日銭が入るからギャンブルにはまりやすいというが、女の人に溺れるのは、職業と関係あるのかどうか、よくわからない。でも、そこまではよくありそうな話。

三つめは、スタッフを大事にするのを忘れること。お客を大事にしていても、スタッフを大事にしなければ、味もサービスは落ちる。スタッフが金に困っていたら、自分も困っていても、お金を渡してやること。なんか自慢話のようにも聞こえるが、実際に実践してきたのだろう。そこまでやるかは別にして、これはどの仕事も同じだなと深く共感した。

僕がもうすぐ日本に帰ると言ったら、今度飲みに行こうと誘われた。初めて会った人なのに、人の縁を大事にする人なんだろうと思う。仕事の会食で少し面倒に思いながら行った店だが、動き続けていると学ぶ機会に必ず出会う。
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by TuscanyCafe | 2016-10-13 22:19 | 働く学ぶ | Comments(0)

選ぶ

ロックフェスに行くと大御所のライブを退屈に感じ、これまで知らなかった若いアーティストのライブに興奮するのは、僕の癖のようなもので、初めて今年行ったサマソニでは、一番楽しみにしていたRadioheadはなんか疲れてるなぁという印象で、その代わりにこれまで知らなかったMØとかPOP ETCが楽しかったりした。

The 1975ではなくRadioheadを選び、Two Door Cinema ClubではなくMETA FIVEを選んだのは、結局今しか見れないという希少性が理由で、あとで少し後悔した。心と体に従えばどちらも逆の選択だったと思うので、やっぱり頭ではなく心と体に従うこと、そうした後で頭が何を言っても後悔しないこと、が正解なのだなと改めて思った。

たぶんフェスに限らず何事もそうなのだろう。ティピカルには仕事選びとか、おそらく間違いなく。





MØとPOP ETCは帰ってきてからiTunesでアルバムを買ったが、ライブほどいいと思えないのは、いつもと同じ。
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by TuscanyCafe | 2016-08-29 00:19 | 観る読む聴く | Comments(0)

ほがらか

僕の住んでる国では、皆好き勝手にしていて、同調圧力がないから、愛想笑いは少ないし、お世辞もない。だから、彼らが美味しいとか、嬉しいとか、可愛いとか言えば、本当に美味しい、嬉しい、可愛いと思っているのだ。

日本でそうならないのは優しさでもあって悪いこととは言いきれないが、それでももっと皆が本音で話せるようになれば楽しいのに、とも思う。特にオフィスで皆が偉い人のつまらない話に合わせて愛想笑いをしてるのは痛々しいし、つまらない。でも今回日本のオフィスにいて、少し違う感想も持った。朗らかでいることは人の務めだ、と書いていたのはたしかアランだったと思うが、それを具現化してるのが東京のオフィスのようにも感じたのだ。

皆が朗らかでいるといいスパイラルがある。だからそれ自体はよいことなのだが、それでも違和感が残るのは何故なのだろうと気になった。おそらく問題ほ、それが同調圧力とセットになってるところなんだろう。東京に帰ってきたら、自分の周りではそこを変えていければと思う。

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by TuscanyCafe | 2016-08-23 10:29 | 働く学ぶ | Comments(0)

雑文

今日、うちのローカルエンジニアの状況分析が、日本から来たアドバイザーの見立てと殆ど一緒で、アドバイザーも感心していた、という話を聞いて、それは嬉しいねぇ、と言いながら、涙腺が緩んでくるのに気付いた。何も泣くほどの話ではないから、まずいと思って顔をそむけた。

時々こういうことがあって、歳をとると無意味に涙腺が緩むのかな、とも思うが、全く脈略なく緩むわけではなく、やはり思い入れのあることについて、涙腺が緩むのだと思う。そういう意味で、そういう気持ちが残っていることに少し嬉しくなる。ほんの1週間ほど前には、生きてても何の希望もねえなーと思った記憶もあるし、それは多分今もあまり変わらないから、余計にそう感じたのだと思う。仕事にやりがいも感じるし、週末も充実しているし、大切な友人もいるが、それと大きな意味での希望とはまた別物だと思う。

愛というのはなんだろうと考えると、基本的には、大好きというのと殆ど同じじゃないかと思ったりもする。あぁ違うか。会ったこともない異国の人の安全や健康を願うような、そういう愛は当てはまらない。でも言いたかったのは、執着するほどに好きなもの、それが人であれ物であれ場所であれ、愛と呼んで大差はないのではないかと思う。今は。

だとすると、人でなくとも、物でも空間でも活動でも事業でも、自分の好きなもの、大切にしたいものに正直に時間を使えばよいのではないかと思う。どうせ死んでしまって灰になる運命なのに、社会的な責任をもとに優先順位を決めていると、廃人のようになってしまう。
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by TuscanyCafe | 2016-07-14 00:06 | 思う | Comments(0)

taxi drivers

疲れているときには眠りたいのだけど、お喋りなタクシー運転手にあたるとそうはいかない。でも特にこの国では、彼らから学ぶことが多い。なぜなら、ここではいろんな職業を経験した後で最後にタクシー運転手をする人が多いからだ。

以前に日本語が流暢で驚いた運転手は、かつて数十人の工場を運営する会社の社長をやっていたと言った。商売がうまくいかなくなって会社を畳んだとき、その年で雇ってくれる会社はなく、タクシーの運転手にならざるをえなかった。頭の良さと誠実さを感じさせる人だったので、なにか仕事を紹介できないかと思い、名刺を持っているか聞いてみたが持っておらず、そのままになってしまった。

ある運転手は、日本旅行の話から、盆栽が好きだという話になり、かつては家の庭に何百もの盆栽を持つほどだったと言った。なんで今は持ってないの?と聞いたら、家のあった土地は学校建設のために政府に収容されてしまったという。いいお金をもらったんでしょ、と聞いたら、90年代に70年代の価格(安値)で買い取られた、と答えた。長年貯めたお金で買った家だ。それから長い間政府を恨んでいたが、今はもう恨んでいないという。なぜならば、お金のない国の政府がいい国を造るには、そういう方法しかなかった、賢い方法だった、と言う。自分の子供たちが不自由なく学校に行き、未来に希望を持てるのは、この政府が賢く国を造ったからだ、と言う。そこまでの心境に至るには、相当にいろんな精神状況を通り抜けてきたのだと思う。

今日会った運転手は、アフガン出身だという。彼は57歳で、自分が生まれる前に親が移民でこの国に来たというから、ソ連侵攻や内戦の前だろう。綺麗な発音で流暢な英語を喋るのでなぜかと思ったら、いい仕事が見つからず、国軍で働き、そこで英語も学んだという。そのあと工業地帯で安全教育をするオフィサーになった。出身のアフガンの街はイランの国境に徒歩圏内なので、今の内戦の影響は受けていないという。今でもその街に家を持っているが、子供が嫌がるので国には帰らないという。引退したら帰るかもしれない。彼がオーストラリアに旅行したら、アフガン人がたくさんいて驚いたという。あの国はたくさん難民を受け入れていて、他にもベトナム人のコミュニティもあったという。アフガンはソ連侵攻以降、ずっと酷い状況だから、避難民も何世代にもまたがるだろう。前に見たあのアフガン映画は、なんというタイトルだったかな。

この国のタクシー運転手の儲けは多くない。以前に他の運転手から聞いたが、タクシー会社にとられるフィーを除くと、楽な庶務の仕事の初任給よりも少なかった。それでも、そんな価値では済まない経験を積んでいる人が少なくない。この世界は不完全と理不尽だらけだが、これも一つの例だと思う。
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by TuscanyCafe | 2015-10-13 23:35 | 暮らす | Comments(0)

漆掻きとタッピング

さっきNHKのサラメシで、漆掻き職人が出てきた。漆の木に傷をつけて樹液を取る、体力のいる仕事。まだ30過ぎくらいだったと思うが、自分の仕事に誇りを持っていて、誠実な仕事をやろうとしていることが、言葉の端々から伝わってきた。

これが日本だと思う。他の国でもあるかもしれないけど、今僕が住んでいる国では皆無だろう。こちらでいえば、漆ではなく天然ゴムの樹液を取るタッピングという仕事がとても似ているが、その人たちの意識はおそらく職人ではなく3Kの作業員だと思う。その人たち自身の意識の低さを責めているのではなく、そもそも周囲がそういう処遇しか与える気がなく、その技を深めてよりよいものを作っていこうという意識も皆無なのだと思う。

工芸品となる漆と工業製品となる天然ゴムという違いはあるだろうが、こちらの国ならば、漆であっても間違いなく同じだろう。そもそも誰も体を使う仕事をやりたがらないし、それに誇りを持つ人もいない。そういう意識が人の心に完全に沁みついている。この国のそういうところが、とても残念だと思う。日本の教育は駄目だとか、日本人の意識が低くなったとかよく言われるし、それにも一理はあると思うが、こういうものを見ると、日本の文化の奥深さを感じる。
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by TuscanyCafe | 2015-09-28 23:55 | 思う | Comments(0)