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懐かしい場所

この間まで住んでいた懐かしい街に来たけれど、今回はなぜか寂しいような哀しいような気持ちで溢れている。その理由はいくつか考えられるけど、本当のところは自分でもよく分からない。

Happy ever afterは、そこで終わるからよいのであって、そのあとを見てしまうと、美しかったものが色褪せてしまう。1年も経つと色んなものが変わってしまって、失われたものを見るのは哀しいことだ。

気のおけない仲間が時間を割いてくれたのは何ものにも変え難く嬉しかったが、彼らから聞く哀しい話にも気持ちが大きく影響され、それでも自分ではその問題をどうしようもないことが、気持ちの行き場を失わせる。

自分の気持ちの方も1年も経つと微妙に変化している気がする。場所は気持ちを支配する。今回この街にやってきて、場所の支配する気分のギャップにも戸惑った。季節の違いもあるが、東京とは全く異質のものだと思ったし、また自分が乗り越えたと思っていた傷もまだまだ乾いていなかったことが分かった。

懐かしいこの街にずっと帰ってきたかったが、そんなに甘いものではないのだろう。暫くはここに帰って来たいと思わない気がするが、今回運悪く会えなかったかけがえのない人達のことを考えると、また戻ってきて彼らに会いたいとも思う。やはり広く深くつながりを持つのは難しく、浅く広くか狭く深くかしかないのかもしれない。



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by TuscanyCafe | 2017-11-20 18:22 | 旅に出る | Comments(0)

板面

ホテルの部屋が空くまでの朝飯に、昔妻が好きだったban mian(板面)というスープヌードルを食べてみた。昔一度食べて、そのあとは毛嫌いして二度と食べなかった記憶があるが、結構美味しい。僕の好きなホッケンミー(福建麺)と似た優しい味だ。昔は坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、だったのかもしれない。


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by TuscanyCafe | 2017-11-19 10:43 | 旅に出る | Comments(0)

反射

半年ぶりに懐かしい南の街に帰る。空港に向かう道で、なぜか今回は寂しい感じがするのを不思議に思った。現地の友達の何人かが旅行中で会えないこともあるが、到着後半日間の自由時間に悲しい気持ちになりそうな、そんな予感がある。嬉しいことも悲しいこともあった街だけど、人生の大切な時期だったし、嬉しいことの方が多かったはずだけど、何故か思い出すのは悲しいことだったりするのは、人間が無い物ねだりなのかもしれない。今回は昔住んでいた辺りに泊まるので、いろんなことを思い出しそうで、体が反応するのだろう。体は勝手に反応するみたいだ。この間ヨーロッパに行った時はあんなに高揚していたのに。


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by TuscanyCafe | 2017-11-18 22:49 | 旅に出る | Comments(0)

This means something right?

一人で旅(といっても仕事の出張)をしているときは気分が良くて、家に帰って来ると憂鬱になり、明日から仕事に行くとまた気が紛れておそらく普通に戻る。これはそのまま何かを示しているのだけど、今まで見ないふりをしてきたのは何でだったっけ。

旅先で出会う人達が興味深かったり、海外の人達が皆もっと自分に正直に生きていて刺激をもらったり、そういうこともあるが、それを差し引いたとしても、上に書いた事実は自分の進むべき道を如実に現れしてるような。

人を幸せにしたければまず自分が幸せになりなさい、という言葉は、おそらく真実なのだと思うが、何人かの人を傷つけるのはやはり恐ろしかったり憂鬱なことなのだ。でもこの状態を分かりながら良しとしている人に対してはそれを心配すべきなのか、という黒い思いも半ば意識的に思い出す。(そういう事実は普段しんどいから意識の外に追いやっているのだ。) いずれにしても真面目に考えると憂鬱になるので逃げたくはなる。

寝る前にテレビでYou Got Mailを見たのに温かい気持ちにはならないもんだ。いつもエレベータのシーンのWhere's my Tictac?という台詞で妻を思い出す。そんなことも影響してるのかもしれない。あの映画はもう20年近く前なので、そんなに前からその事実から逃げてきた可能性もあって少し驚く。


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by TuscanyCafe | 2017-10-10 00:24 | home | Comments(0)

ラスベガス

国の安全保障の観点からすると、日本の憲法問題よりも、アメリカの憲法問題の方が根が深そうだ。アメリカ憲法の修正第2条(武器保有の権利)が修正第1条(思想・表現の自由)よりも幅を利かせている、と今日のニューヨーク・タイムズの記事にあった。

外国人からすると、アメリカの銃規制の弱さは全く理解できないが、以前にアメリカ人にそれを言ったら、アメリカ人にも理解できないと言われた。

今日3本目の投稿。旅に出ると普段考えないことを考える。


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by TuscanyCafe | 2017-10-05 17:06 | 旅に出る | Comments(0)

ドイツのアメリカ人

ドイツに住んでいるヒューストン出身の女性に会ったので、ドイツ人とアメリカ人の違いを聞いてみた。色々違いすぎてどこから始めたらいいか、と言いながら彼女が最初に言ったのは、ドイツ人は生活の計画をきっちりするから、あぁ今買い物に行かないと今日食べるものがない!といったことが起こらないということ。これはなんとなく分かる。

アメリカ人の方がオープンでイージーゴーイングって言うかと思った、と話を振ってみたら、彼女が言ったのが、アメリカ人は初対面でも誰とでも仲良く話すが、決してそれ以上深入りせず関係が深まらない。ドイツ人は他人とさほど話さないが、一旦話し始めると個人的な関係まで築くことができる、とのこと。これは膝を打ちたくなる感覚だった。たしか梨木香歩が「ぐるりのこと」で書いていた(違うかな)日本とアメリカの家の作りの喩えを思い出して、その話をしたら、彼女はよく分かると言った、

それから、ドイツのこの街では、紫の髪で歩いていても二度見されることはない、誰も人のことは気にしないから。でもヒューストンだとそうはいかないし、必ずジャッジされてしまう、とのこと。(英語の「人をジャッジする」のニュアンスをうまく表現する日本語があったら教えてください。) ヒューストンの方がずっと大きい街なのにと意外に思ったが、テキサスの土地柄もあるかもしれない。

彼女は名前はドイツ人なのにアメリカ人で、しかも少しラテン系の顔立ちをしているので不思議に思っていたら、彼女の二人のおばあちゃんはスイスとドミニカにいると言うので納得した。ドイツのさほど大きくない街にドイツの名を持つアメリカ人が馴染んでいて、それでも彼女のはっきりした物言いがたしかに若いアメリカ人らしくて、とても面白かった。



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by TuscanyCafe | 2017-10-05 14:12 | 旅に出る | Comments(0)

地味だけど

そう言えばこの間ヨーロッパで現地の人と飯を食いながら話していて、話題に出た日本のブランドはシマノやアシックス。

特定の分野で世界に浸透している日本のブランドは案外多くて、それが日本での認知度と必ずしも比例しないのが面白い。シマノは前から感じていたけど、アシックスも浸透してたのね。共通するのは性能や品質への信頼性だろう。日本が得意なのは、革新性よりも職人技なのだろう。


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by TuscanyCafe | 2017-09-02 14:31 | 旅に出る | Comments(0)

旅ロク

出張という旅のキロク+α。

飛行機が離陸してまもなく、日本人のアテンダントさんから「生意気なことを言ってもよろしいですか?」と聞かれたので、軽く身構えながらも「はい、どうぞ」と答えたら、「目を見て話してくださるので励みになります」と。面白いこと言いますね、と声を出して笑った。確かにそんなもんかもしれないと思いつつ、それ以降そのCAさんと話す時は自分の視線を意識してしまい、変な感じだった。

機内では沢山映画を見た。良かった順番に、Growing Smith、this beautiful fantastic、Gifted、光、Paris Can Waitの5本。邦題は、2番目がマイ・ビューティフル・ガーデン、5番目がボンジュール、アン。相変わらず邦題のセンスはダサいと思う。特に後者は原題を変える意味がわからない。でも5本見て全部良かったのは高打率だな。

日本に着いて日本人に囲まれ、皆せっかちなのか、せこいのか、すぐに押してきたり密着してくるので、がっかりした。海外の方が整然とは並ばないかもしれないけど、もう少し皆気持ちに余裕があると思う。でもそれに反応してしまう自分も同類なので、人のことは言えない。周りに影響を受けず、いつも悠然としていられらようになりたい。そういう人は尊敬するし憧れる。実はこのことは自分にとっては最重要のテーマかもしれない。

ヨーロッパに行くと、残念ながらまだまだ日本人は子供だなぁと思ってしまう。英語が得意じゃないとかいう問題じゃなく、他人に対する態度とか、余裕のある立ち振る舞いとか、シンプルだけど垢抜けた服装とか。日本人の方が優れている部分もあるとは思うけど・・。

この間ヨーロッパ映画の封切り初日にたまたま劇場に行ったら、映画の後にトークショーがあった。その国に造詣が深い日本人女性と配給会社の女性との対談だったけど、前者の方がきりっとしながらも温かさを感じさせる人だったのに対し、後者の方の発する言葉がとても安く薄っぺらだったのが、対照的だった。残念ながら日本のメインストリームのメディアだけに触れていると、後者になってしまうのかもしれない。


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by TuscanyCafe | 2017-08-27 22:30 | 旅に出る | Comments(0)

旅の時間

時々は旅に出るのが大切だと改めて思った。たとえそれが仕事の出張であっても、時間に追われすぎずに、一人で旅をすること。今日、旅の移動のなかでふと、最近出したある小さな結論が、保身に近いものだと気づいた。それを決めたときはベストだと思ったものだったが。

旅をしていると、周りの論理と関係なく自分がそうありたい方向に自然体で考える時間が増える。そして、それを選んで困難を招くことがあっても、それを乗り切れる自信も湧いてくる。周りに誤解を生む可能性のある決断をするとき、体調や心調が悪いと、それをやりきる自信が湧いてこなくなり、守りに入ってしまうことがある。誰もそれを要求しないのに。

少し話は変わるが(後で戻ってくる)、街を歩いていて、この人かっこいいなぁと見とれてしまう女の人は時々いるが、同じように思える男はなぜかいない。僕が男で女が好きだから、というのはあるかもしれないが、それだけじゃないと思う。

僕がかっこいいと思う女の人は、イメージでいえば、背筋が伸びていて、服装なども格好よく、そしていい表情をしている。決して周りに媚びたり僻んだりせず、すっと立っている感じ。それでいて周りを受け入れる強さと柔らかさを備えている。そういう人に憧れるが、なぜか男の人よりも女の人の方が、そういう印象を受ける人が多い。そして、なぜかマイナーなライブ会場や美術展、あるいは空港などで見かけることが多い。

話を戻すと、今日も旅の途中でそういう人を見かけて、刺激を受けることができたのが影響したのだと思う。

昨日の晩、前の国の部下達とWhatsappで話していて、そのうちの一人が、僕のカバン持ちでいいから日本で雇ってくれ、というので、何を言ってるんだ、君らのオフィスの方がずっといいよ、と言ったら、じゃあなんで日本に帰ったの?、戻ってきなさい、と言われて、答えに窮してしまった。なんで僕は日本に帰りたいと思ったのか。日本の今の環境が嫌ならば、なにが嫌なのか。どうしたら変えられるのか。あるいはそんなことも、今日の思考に影響していたかもしれない。

いずれにせよ、陳腐な言葉だが自分らしく生きること。卑屈にならないこと。自分がよいと信じたことを真剣にやっていれば、途中で誤解がされることがあっても、分かってくれる人はたぶんいること。いなかったらしょうがないこと。そして自分が本質的だと思わないことについては、自分のやりたいようにやること。それを忘れないようにしよう、とブログを開いた。



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by TuscanyCafe | 2017-02-23 21:57 | 働く学ぶ | Comments(0)

おされ

空港の待ち時間が長いので、本日2件目。

こっちにいるといつも思うのは、残念ながら男も女も、日本人より欧米人の方がずっとお洒落だということ。(例外はあるけど平均的には圧倒的に。)

欧米人が洋服を着てきた歴史が長いせいなのか、日本人のいろんなタブーのせいなのか、日本の統一性のない街並みと色使いのせいなのか、日本人が全体のバランスを考えずに「かわいい」に走ってしまうせいなのか。たぶんその全部なのだろうと思う。体の線を綺麗に出すこと、サイズの合った服を着ること、バランスの良い色使いをすることについて、完全に負けている。最近は、他のアジアの国の人達にも負けつつある気がする。

あ、でも冬服の場合はそこまで顕著に負けていないような気もする(多分夏ほどタブーに影響されないせいで)。それに日本の一部のお洒落な人は、感動的にお洒落だったりする。前に東京でサイ・トゥオンブリ展に行った時、他の人の格好よさに見とれてしまった。そういう意味では、日本は一部のお洒落な人(流行りとは別の流れの)と普通の人の格差も広がっているのかもしれない。



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by TuscanyCafe | 2016-10-16 17:06 | 旅に出る | Comments(0)