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Don't take ANYTHING personal.

Don't take it personal.というのはよく言うが、Don't take anything personal.という文章を読んで、それもそうだなと思った。

人はみんな自分のストーリーの中を生きていて、そのなかで希望や羨望や絶望や、憧れや焦りや劣等感、色んなものを抱えて生きている。だから、誰かが何かをしても、それに振り回されたり傷つく必要はない、ということ。

ただ、その相手が自分にとってかけがえのない人だと思っていた場合は、そんなに簡単には割り切れないと思うが、そういう人も含めて、一時的に自分のストーリーと重なることはあっても、それがずっと続くと期待するのが間違いなのだろう。

自分が心地よく感じ、誇りを持てる形で、自立して、そして面白く生きていくこと。ん、話ずれたかな。



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by TuscanyCafe | 2017-03-27 17:32 | 言葉 | Comments(0)

賢い人

今日の朝日新聞の休日版に自閉症の方達の特集があり、そのなかで覚えておきたい言葉があった。

重い自閉症の青年が徐々に気持ちを言葉にするようになり、「僕は賢くなる」と繰り返すので、お母さんが「賢いっ人てどんな人?」と聞いたら、「笑顔であること、幸せであること、正直であること、誇りを持つこと」と答えた。

社会的な生活は不得意でも、あるいはそれが故に、物事は他の人以上によく見えている。その鋭さに驚かされた。



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by TuscanyCafe | 2017-03-05 22:21 | 言葉 | Comments(0)

emotional

アメリカ人の友達がFBで泣ける話をシェアしながら、自分の感情がまだ動くかを確かめるために時々泣ける話を読むんだ、と書いていたので、そんなの確かめる必要があるの?とコメントを残したら、いやいや実際はかなり感情的な人間なので確かめるまでもないんだけどね、と返事が来た。

僕も実は結構感情的な人間で、仕事であっても感情で行動が左右されるほどだが、実は思春期の頃は、自分が人よりも感情が薄いのではないか、と思っていた。例えば友達と一緒に映画に行っても、一人だけ大して面白く感じずに冷めていたりしたので、少しコンプレックスになっていたかもしれない。でも今考えてみれば、気持ちが動くスイッチの場所が人と違っていただけなのだと思う。

あるいは、人と感情を共振させる習慣が昔よりも強くなっているのもあるかもしれない。これは成長と呼べるかもしれない。



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by TuscanyCafe | 2017-03-05 00:49 | 言葉 | Comments(0)

for a reason

Everything happens for a reason.
という言葉は、

本当に理由が先にあって物事が起こる
というのではなく、

あとから振り返った時に、
あの出来事があったから今の自分がいるんだな
と思える時が来るよ、

という意味なんだろうと思う。

少なくとも一生懸命生きていれば。


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by TuscanyCafe | 2016-12-16 23:01 | 言葉 | Comments(0)

読むと自慢にしか聞こえない話を書くことで自分を励ます。

日本に帰国するにあたり、僕から送別スピーチをするばっかりで、逆にしてもらうことが殆どない、と言って僕が愚痴っていたら、仲のいい同僚が仕事中に僕のデスクに来て、一対一のスピーチをしてくれた。

彼女曰く、
・ 私はいつもamazingという言葉を使うけど、本当にamazingなのは貴方だと思う。
・ 貴方のようなボスには今後も会うことができないと思う。
・ 貴方は誰に対しても公平に接しているし、皆が貴方のことを好きだと思う。
・ 貴方がこの会社をゼロから始めたのは尊敬に値するし、貴方は私のヒーローだ。

僕は、一行目の終わりくらいから、ぼろぼろと涙を流してしまった。なによりも、仕事中にこういうことを言いに来てくれた気持ちが嬉しかった。すごい人だなと思った。たぶん周りの人は、スピーチにも涙にも気づいていなかったと思う。静かに涙を流した。

今回帰国する前後で、たくさんの嬉しい言葉を聞かせてもらった。これまでのキャリアでbestest bossだと言ってくれた別の部下。なぜだか分からないけど人生の師匠と呼んでくれた元バックパッカーの日本人の友達。最終日にサインやらセルフィーやらを求めてくれた同僚たち。引っ越しの朝に朝食に連れ出してくれた仲間。出発の夜に空港まで来てくれた仲間。

出発の夜に一緒に夕食をとりながら、彼らが僕に「自分のことは誇りに思う?」と聞いてきたので、僕はテーブルの上で指で円を描きながら「この一部であることを誇りに思うよ」と答えたら、「自分のことを誇りに思っていいと思うよ。」と言ってくれた。その理由も言ってくれたと思うが、なぜか忘れてしまった。人から褒められる時、なぜだか居心地が悪くなって、ちゃんと話を聞けなかったり割引してしまうことがある。もったいないことだ。

真面目さ90点、ガキっぽさ90点、と言って褒めて(?)くれた部下もいたが、皆から共通して言われたのは、部下や周囲の人たちに対する態度だった。公平だとか謙虚だとかフレンドリーだとか。でも、僕も誰に対してもそういう態度がとれるほど大人ではないので、実際は誤解も含んでいて、実際のところは、彼らに対する愛情を持てたのが全てで、それ以外のことはその結果にすぎないと思う。

本当につらいどん底も味わったこの街だったが、その一方で、こんなに素晴らしいことも人生のなかでそんなにないと思う。なによりも、どん底の間も彼らの信頼を失わず、社会生活を続けられたことは誇りに思ってよいと思う。東京に帰ってきて、正直どこに情熱を見つけたらいいのか戸惑っているが、また一から積み直しているうちに、方向も見えてくるだろう。

(以下は自慢には聞こえない余談)
携帯の写真を整理していて、少し前ならつらくて直視もできなかった記憶が、悲しい記憶という言葉で収まるものに落ち着いていた。ここまで来るのに今回は二年近くかかった。そういえば、今回いろんな言葉をもらったなかで、僕の家族のことを心配してくれた人も何人かいた。(映画Sing Streetの話をした友達は)happy sadではなく、happy happiestであってほしいと言ってくれた。すべては自分から始まる、と言ってくれた友達もいた。Inside outと同じ考え方だと思うし、実際僕はそれを実践しようとしているが、それがいつかhappy happiestに通じる道だとは思えない。僕には尊敬できる人とできない人がいるし、やはりhappy sadを目指すしかないと思っている。
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by TuscanyCafe | 2016-11-21 23:03 | 働く学ぶ | Comments(2)

三つの理由

この街でそこそこ有名な鮨屋に行った。そのオーナーは現地の人だけど、日本人のもとで長年修行してから独立し、店を流行らせている。

その彼が言うには、長年いろんな店の浮き沈みを見てきて、失敗するオーナーは三通りあるという。一つ目はギャンブルで、二つ目は女。仕事柄日銭が入るからギャンブルにはまりやすいというが、女の人に溺れるのは、職業と関係あるのかどうか、よくわからない。でも、そこまではよくありそうな話。

三つめは、スタッフを大事にするのを忘れること。お客を大事にしていても、スタッフを大事にしなければ、味もサービスは落ちる。スタッフが金に困っていたら、自分も困っていても、お金を渡してやること。なんか自慢話のようにも聞こえるが、実際に実践してきたのだろう。そこまでやるかは別にして、これはどの仕事も同じだなと深く共感した。

僕がもうすぐ日本に帰ると言ったら、今度飲みに行こうと誘われた。初めて会った人なのに、人の縁を大事にする人なんだろうと思う。仕事の会食で少し面倒に思いながら行った店だが、動き続けていると学ぶ機会に必ず出会う。
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by TuscanyCafe | 2016-10-13 22:19 | 働く学ぶ | Comments(0)

happy sad

最近日本に帰った時に驚いたことがひとつあった。

妻と一緒に出掛ける用事があって電車に乗った。少し混んでいたが、向かい合って離れた席が二つ空いたので、二人とも座った。途中で電車が空いてきて、僕の隣の席が空いたら、妻が隣に移ってきた。

まるで普通の光景のようだけど、僕の覚えている限り、こんなことは過去10年間になかったと思う。

時々日本には帰っているが、そういえば最近2回ほどは酷い言い争いもなかったし、家に着いたときも、妻がこちらを見て「おかえり」と言っていた。そういうことも、一緒に住んでいるときにはなかったことだ。

離れて暮らしているので衝突の機会が少ないと言えばそれまでだが、それだけではないと思いたい。ここ1年くらいは毎週彼女に電話をするようにしてきた。なぜか僕からかけることしかないのだが、それについても何も言わないことにしている。最近読んでいる本で、Inside Outという表現が出てきた。周りに変わってほしいと望むのではなく、自分が変わること。自分がコントロールできる範囲に集中すること。そうやって内側から外側に働きかけること。それがうまく行っていると思いたい。

週末に友達と旅行に行って夜にあれこれ話をした。結婚生活の話になって、お互いに愛していないのならどうして別れないのか、そんなしんどい人生でいいのか、別れる手段を探してはどうか、と聞かれ、いろいろ説明をしたが、今はそれについては聞かないでほしいと思った。今更奇跡が起こるとは期待していないが、当初の目標である良き隣人くらいにはなってきた気がするし、もしかしたらそれ以上にもなれるかもしれない。だから、そっとしておいてほしいと思う。

思春期の娘は、普段何を聴いても「うん」としか答えないが、前回帰った時に二人で話す機会があり、10分ほどだったが案外なんでも答えてくれた。読まないだろうと思いながら娘にあげた本も、いつの間にか読んでいたようで驚いた。こちらも我慢強くいこうと思う。

最近見た映画Sing Streetがすごくよかった。いいセリフもたくさんあって、僕はRaphinaの言うhappy sadで行こうと思った。

"Your problem is that you're not happy being sad. But that's what love is, Cosmo. Happy sad."



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by TuscanyCafe | 2016-09-12 22:46 | home | Comments(0)

20%

旅行で日本に行くんだけど、スリッパ履いてっても大丈夫かな? だって日本は皆きちんとした格好してるんでしょ? でもスリッパは私らにとって大事なものだし。

こっちの子からそういう相談を受けた。スリッパというのはビーサンのこと。それで、日本人はあんまり履いてないかもしれないけど、君らは外国人だし、いいんじゃない?といい加減な答えをした。だって、今の日本で若い子がどんな格好してるか、普段見ないからわからない。

今日、アメリカ人と少し話した後、こっちのローカルの青年と話す機会があった。どっちも初対面。アメリカ人の英語は、聞き返さないとわからなかったが、ローカル英語はすんなりと耳に入ってきて、日本語と同じ感覚で話せた。まずいね、これは。英語力的には。でもしょうがない。何年間もずっと彼らと過ごしているんだから。

こっちの人たちから、○○さん(僕)は20%くらいもうローカルだから、と言われる。20%というのが、正直なこっちの人達らしい言い方だ。日本人だったら、半分くらい、という言い方をする気がする。

しばらく食べる気になれなかった屋台(ホーカー)のローカル飯がまた美味いと思えるようになってきた。この街にいるのもそんなには長くない。今のうちに名残を惜しんでおこう。

今日会ったローカルの青年は、Uberの白タク運転手で、普段は心理学を学んでいる大学生らしい。卒業したら何するの?と聞いたら、子供とかかわる仕事がしたい。ダウン症とか失読症の子供達の相手とか。早い段階で気づいてあげて対処法を教えてあげると、頭のなかで回線がつながって可能性が広がるらしいから、と。

Uberは、タクシーより安いから使うのだけど、いろんな背景の人がいて面白い、というのもある。でもあのサービスが合法なのは未だに理解できない。日本で認めてない方が普通だと思う。こっちのタクシー運転手もいつも怒ってる。
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by TuscanyCafe | 2016-07-12 00:39 | 暮らす | Comments(0)

漆掻きとタッピング

さっきNHKのサラメシで、漆掻き職人が出てきた。漆の木に傷をつけて樹液を取る、体力のいる仕事。まだ30過ぎくらいだったと思うが、自分の仕事に誇りを持っていて、誠実な仕事をやろうとしていることが、言葉の端々から伝わってきた。

これが日本だと思う。他の国でもあるかもしれないけど、今僕が住んでいる国では皆無だろう。こちらでいえば、漆ではなく天然ゴムの樹液を取るタッピングという仕事がとても似ているが、その人たちの意識はおそらく職人ではなく3Kの作業員だと思う。その人たち自身の意識の低さを責めているのではなく、そもそも周囲がそういう処遇しか与える気がなく、その技を深めてよりよいものを作っていこうという意識も皆無なのだと思う。

工芸品となる漆と工業製品となる天然ゴムという違いはあるだろうが、こちらの国ならば、漆であっても間違いなく同じだろう。そもそも誰も体を使う仕事をやりたがらないし、それに誇りを持つ人もいない。そういう意識が人の心に完全に沁みついている。この国のそういうところが、とても残念だと思う。日本の教育は駄目だとか、日本人の意識が低くなったとかよく言われるし、それにも一理はあると思うが、こういうものを見ると、日本の文化の奥深さを感じる。
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by TuscanyCafe | 2015-09-28 23:55 | 思う | Comments(0)

サイクル(逆回転)

最近知らない人と親しくなるのがうまくなってきたと思う。話しかけなければその場で終わる人でも、話しかけることで世界が広がることがある。面倒くさがって行かなければ知り合えない人から多くのものを感じることがある。多くの嫌な思いを経験してきて、その反動もあったのは否めないが、結果として信頼できる人、心を開くことのできる相手が増えてきたのはとても嬉しいことだ。年齢も性別も国籍も人種もばらばらで、自分との共通点がほとんどないようでも、信頼できる人はできるし、波長が合う人は合う。よほど計画的で上手な詐欺師でもない限り、会って少し話せばすぐに分かる。

日経新聞の生活欄でワイシャツへの上手なアイロンのかけ方を説明していた。そこに出てきたアイロン名人が言っていたこと。アイロンかけは面倒だけど、それを丁寧に続けていると、物への愛着とか人とのつながりの大切さが分かってくる。僕は面倒くさがり屋で料理もあまり好きではなかったが、最近似たことを考えていた。本当においしい料理は心を豊かにするし、それを丁寧に作ることで見えてくることもあるのじゃないか。最近読んだ梨木果歩の小説や今読んでいる有元葉子のエッセイの影響もあると思うが、このきっかけに自分のそういう部分を開拓したい。

少し前に、自分は結構損をするけど、人としてはそれが正しいと思える選択をした。僕は根っからの善人ではないので、頭で考えたうえで意識的にそれを選んだ。そうすることで自分がいい気分になるためでもあり、利己的といえば利己的だがそれは批判されても気にならない。ところが今週、その相手の人が、逆に彼は損をする形の誠実なオファーをしてきた(それをお受けすることはないが)。遠く離れた国でもう二度と会うことがないのは分かっているから、それを選ぶことで得をすることはお互いに何一つない。あるとすれば、自分で自分を誇りに思うことができるか、それだけだと思う。普段から宗教的な規範で生きている人たちは、よく経験することなのかもしれないが、無宗教で世間体に縛られた社会の僕としては、新鮮な驚きだった。善意が善意を生むサイクル。どうせお金なんかあの世に持ってゆけないし、気分がいいので、こういうことを積み重ねてゆこう。それでまた見えてくるものもあるかもしれない。
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by TuscanyCafe | 2015-09-03 23:20 | 暮らす | Comments(0)