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夏の終わり

あたーらしーいー、あーさがきたっ
きーぼーおのー、あーさーだっ
よーろこーびに、むねをひーらけ
あーおぞーら、あーおーげー

ラジオ体操の歌詞は、希望と喜びで溢れているのに、
歌ってみると、せつなさしか感じないのはなんでだろう。

ラジオ体操の歌を聞くと、子供の頃の夏休みを思い出す。
毎朝町内の子どもがお寺の境内に集まって、ラジオ体操をさせられていた。

大人になってから、子供の頃の夏休みをイメージすると、
楽しかったはずだ、とぼんやりと思う。
時間がたっぷりあって毎日遊んでいればよかったわけだから、
夢のような生活だ。

でもよく思い出してみると、結構嫌なこともあった気がする。
気の合わない友達と一緒に何かをやらないといけなかったり。

考えてみたら、大人の今の方が、気楽なのかもしれない。
自由な時間は少ないけど、大人のほうが案外人間関係が分かりやすい気がする。
(仕事で接する嫌な相手を仕事として割り切れれば。)

ラジオ体操の歌を久しぶりに聴いて、ぼんやりとそんなことを思った。
by tuscanycafe | 2005-09-05 00:10 | 思う
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