ゴルフを始めたのは海外だが、日本に帰ってからも続けている。海外のやり方に慣れた目から見ると、日本のゴルフには不思議なところが沢山ある。
海外でやるときは、家からゴルフウェアで出かけていたが、日本では少なからずジャケット着用を義務付けていたり、ジーンズを禁止していたりする。また海外では朝から1ラウンド回って昼飯を食べて家に帰ると3時か4時だったが、日本では1ラウンドの途中で昼飯を食べるのがマストになっていて、家に帰ると6時か7時になったりする。海外では、ロッカールームで服を脱いでタオルを巻いてシャワー室に向かったが、日本だとロッカールームで靴だけスリッパに履き替えて、着替えの服を抱えて風呂場に移動しなければならない。 それぞれの慣行には元々の意味があったのだろうが、全く非合理的で、利用者目線になっていない。ジャケット着用というのは元々身だしなみを整えようというはずなのに、合わない格好に無理やりジャケットを着るのですごく垢抜けないし、ジーンズでまとめた方がよっぽどきれいに見えたりする。日本には、トヨタのカイゼンみたいに無駄を減らす文化もあるはずなのに、その目線が生活の改善には向かっていない。そもそもマナーの感覚に任せるところをルールにするから歪になる。運営会社内の論理とか、前例踏襲とかで、変な慣行がそのままになり、利用者は置いていかれる。利用者は、そのおかしさに気づいていないことも多いし、気づいても「そういうものだから」と思っている。 日本ではゴルフが企業社会の一部だったせいか、会社とか学校とか日本のいろんな場所の理不尽の縮図がここにあるんじゃないかと思う。土曜の朝早く起きてゴルフ場に向かう電車でこんな長文を書きたくなるほど、アホらしいと思っている。
by TuscanyCafe
| 2018-05-19 06:35
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