家の近くに、僕が勝手に小京都と呼んでいる50Mくらいの道があって、片側には土塀の向こうに色んな種類の桜の木があり、反対側には木塀の向こうに桜の木やらなにやらが鬱蒼と生えている。今、この短い道のベストシーズンだ。
桜が咲く季節はもちろんきれいだけど、僕は、紅葉(こうよう)し始めの時期のこの道が結構好きだ。紅葉(もみじ)のように分かりやすく綺麗ではないけれど、桜の葉っぱが黄色と緑のまだら模様になっていて、しかも、その葉っぱの向こうにはまた種類の違う木の葉が見える。 毎朝数分間は立ち止まって桜の木の下で葉っぱを見上げていると、通り過ぎる人には大抵変な顔で見られるが、そうしていると、他の嫌なことが洗浄されてリセットされる感じがする。だから毎朝のこの習慣は、結構外せないプロセスなのだ。 今、窓を開けてみたら、雨が降りはじめたようだ。夜の雨は、ふわふわと空中に迷っているものを、あるべき場所に収めていくような感じがして、好きだ。
by tuscanycafe
| 2008-11-07 00:59
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