カテゴリ:観る読む聴く( 193 )

Tiny Furniture

青山のイメージフォーラムで映画「タイニー・ファニチャー(Tiny Furniture)」を観た。なんでもないシーンの表現がリアルで、リアルだから笑ってしまう、不思議ないい映画だった。

誰でも撮れそうで撮れない、才能の産物なんだろう。彼女が作ったというHBOの「ガールズ(GIRLS)」もAmazon Primeで観てみよう。

イメージフォーラムも初めて行ったけど、予告編が全て観たくなる作品ばかりだったので、会員にでもなってこれからちょくちょく来よう。映画館の周りも、美味しそうな店だらけで、いいとこを見つけた。

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by TuscanyCafe | 2018-09-07 21:09 | 観る読む聴く | Comments(0)

toeを観にクアトロに行った。jizueのゲスト扱いだったが、僕はtoe目当て。toeは音源で聴くよりもライブが絶対にいい。だから新しいアルバムがそんなに響かなくてもライブには行く。そしてtoeを観るときはドラムがよく見える場所に立つ。

今日はjizueもよかったのだけど、待ち時間入れて3時間ずっと立っていたら足の裏が痛くなって、かなりきつかった。歳には勝てんね。というかライブハウスは年寄りに優しくない。シルバーシートはまだ早いけど中年シートとか用意してほしい。


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by TuscanyCafe | 2018-08-24 22:23 | 観る読む聴く | Comments(0)

Ready Player One

飛行機で観たい映画がなくて、普段なら観ない感じのReady Player Oneを観たら、思いのほか面白った。さすがスピルバーグは歳をとっても人を飽きさせない。昔の懐かしい音楽や映画やアニメなどがたくさん出てきて、ポップ・カルチャー愛を感じさせた。日本からもガンダムやAKIRAが出てきて、少し誇らしいような。個人的にはガンダムよりも、グフとか、ズゴックとか、シャア・ザクのほうが好きですが。たまにはこういうエンタメ映画もいいな。


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by TuscanyCafe | 2018-08-22 22:03 | 観る読む聴く | Comments(0)

Tiny desk


彼らは実際に一緒に住んでいるらしい。めちゃ楽しそうだと思う。

このTiny Desk Concertのシリーズは他のバンドのもよくて、この次に流れる(かな?)Daughterもいい。Daughterはいつ聴いても悲しい曲をやっていて、もしかして全曲そうなのかな、と思ってしまう。



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by TuscanyCafe | 2018-08-10 00:15 | 観る読む聴く | Comments(0)

フジ録1

今年のフジもあちこち動き回っていた。母親と電話してる時に急に雨足が強くなって全身ずぶ濡れになったのは困ったが、見たかったものは大体見たし発見もあった。

僕にとって今年のベスト・アクトはYears & Yearsで、その次がSuperorganismかChvrchesだった。こうやって並べるとなんか傾向が重なるな。前だったらギター・ロックが並んでたのに、好みが変わってきたようだ。(去年のベストもLCD Soundsystemだったしね。)

でも実はそういう音楽のジャンルよりも、ライブの場合はパフォーマーの表情とかダンスとかMCの影響が大きいなと思った。

Y&Yのボーカルの表情がきらきらしていて踊りもかっこよかった(というより妙にかわいかった)り、Superorganismのコーラス隊が楽しそうに踊っていたり、Chvrchesのボーカルのクルクル回る踊りがかわいかったり。そういうのに大きく影響される。

Superorganismなんかは、iPodで聴いてたときはそこまで良いと思わなかったのに、東京に帰って来てからは何度も繰り返し聴いている。一度ライブで見ると、それ以降はそのイメージで聴けるようになる。

Y&Yのwikiを見てみたら、ボーカルの彼は過去にメンタルで苦労したことがあり、だからこその強さ=温かさ、感受性なのかなと思った。Superorganismのオロノの経歴も面白いな。外人発音でKonnichiwaとか言うからあれ?と思ったけど、ふざけてたのか。それか日本人として注目されるのにうんざりしてたか。

パフォーマー自身が楽しんでいたり興奮していると、見ている方にも確実にそれが伝わる。前にあるアーティスト(美術の)が、絵に上手い下手はなくて、良いか悪いかだけだ、みたいに言ってたのを思い出した。それとは同じじゃないけど、僕はうまいものには惹かれなくて、内面がほとばしっているものに強く惹きつけられる。

(元気があればつづく)

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by TuscanyCafe | 2018-08-06 00:05 | 観る読む聴く | Comments(0)

リセット

夏への扉という60年前に書かれたSF小説の名作を読んでいる。SF小説と思って読み始めたのに、信頼していた婚約者と仕事上のパートナーから壊滅的に裏切られる話が出てきて、どーんと鬱になってしまう。僕はここまで悪意を持って裏切られたことは一度もないが、悪意の有無を問わず、僕はこの手の話にはとてもセンシティブでダメだ。

それで家に帰ってきて、意識的にYouTubeでRe: Folkloreのライブ映像を見て癒される。温かさらや純粋さらや誠実さやら前向きさやらがそこにあって、ほっとする。何があってもちゃんとした人間でいようという気持ちに戻ることができる。

(追記)
夏への扉を読み終わりました。さすが名作と呼ばれるだけあって、よくできているし、次々と読ませる力があって、また後半は痛快でした。



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by TuscanyCafe | 2018-08-01 23:50 | 観る読む聴く | Comments(0)

while we are young

映画While We Are Young(邦題ヤング・アダルト・ニューヨーク)を観たら、なんか嫌な後味が残った。悪い映画だったわけではないし、心に影響を与えたのだから、むしろいい映画なのかもしれない。

中年になった夫婦が20代の夫婦と知り合い共に過ごすうちに、もう忘れかけていた自由な感覚を取り戻し、生活の張りも取り戻すが、やがて埋めがたいギャップを感じ、心の平穏を失うも、また元の生活に戻っていく・・。ざっくりまとめてしまえば、そんな感じか。

後味が悪いのは多分、中年に属する彼らのあがく感覚がわかってしまうから。大人なのに大人になりきれなかったり、それなのに自由な感性がいつのまにか弱まっていたり、体の衰えを感じたり。でも日本にいると、若くても自由じゃない人が多いから、若者と接してもそれを感じにくい。ちょくちょく外に出よう。

後味が悪いといっても、ハリウッド映画なので最後は平穏に終わるが、逆にあんなふうに夫を無条件に受け入れてくれる奥さんがあまり現実と思えないので、余計に後味が悪くなったのかもしれない。


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by TuscanyCafe | 2018-07-22 23:56 | 観る読む聴く | Comments(0)

正しい日

ホン・サンス監督の映画を続けざまに2本観た。1本目の「海の浜辺でひとり」は最初の10分で寝てしまったし、賞を取った主演のキム・ミニもそんなに凄いと思えなかったのに、なにか惹かれるものがあったのか、また2本目の「正しい日、間違えた日」を観に行った。

主役のチョン・ジェヨンの演じるキャラクターに少し苛々しつつも、こっちの映画のほうが楽しめたのは、「正しい日」の教訓として、やっぱり自分に正直に誠実に生きることだよな、そうじゃないと生きてて意味ないよな、と思えたこと。でもそんな教訓が成果なら、この作品は実用書か啓蒙書みたいなもんなのか?

なんか本来の趣旨とは違う気がするが、まあいいか。



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by TuscanyCafe | 2018-07-13 22:05 | 観る読む聴く | Comments(0)

今更ながら「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」を読んだ。

今更ながら、永田カビ「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」という漫画がすごいと思う。下手な純文学を読むよりも、よほど人間のことが描かれている。作者が10年間自分自身に苦しめられたあと、いくつかの大きな発見をし、解放されてゆく話。なのかな。実はとても深刻な話なのに、絵のタッチが明るくて読みやすい。そして作者の実体験がおそらくとても正直に書かれているので、すごく心に響く。パン屋の面接のシーンや、主人公が解放されていく過程を読みながら、電車のなかで僕ももらい泣きをした。二度目を読んでも同じだった。

僕は筆者が閉じ込められたのと同じ檻には入ったことがない。親のご機嫌を取らなければいけないという強迫観念もなかったし、性的な欲求は抑え込まなければいけないと思ったこともなかったし(というと嘘になるか、かっこつけて隠す傾向はあった)、物理的な自傷行為はしたことがなく、そこそこ大切にはしてきたと思う。それでも、心に響くところが少なくなかった。自分に当てはめると、無意識に属する組織のご機嫌を取ろうとしている自分がいたり、自分自身よりも人との関係性に依存する傾向があったり。毎秒毎秒が苦しい、というのは僕も経験がある(ここまで長期間ではなかったが)。また読み返せば、他にも共鳴するところが見つかると思う。

とにかくとてもよいので、一読をお薦めします。実は壮絶な話なのに、楽しく深く読めてしまう漫画ってすごい。


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by TuscanyCafe | 2018-07-12 23:36 | 観る読む聴く | Comments(0)

the Art of Getting By

(500)日のサマーのスタジオが贈る作品、という宣伝文句を最近何度か見て、あの映画は人気なんだなぁと改めて思う。

今日観たのはそのうちの一つ。2011年の作品で「The Art of Getting By」。なんかいつも邦題にケチをつけてるけど、これもその一つ。「最低で最高のサリー」はラブストーリーのタイトルだけど、この映画も(500)日の・・と同じで、ナイーブな男の成長の話だと思った。原題のとおり。

もう一つの共通点は、音楽がいいこと。メモしておくと、
The Shins "You will become silhouette"
Earlimart "We drink on the job"
French Kicks "The Trial of the Century"
Pavement "Here"
Hedowic "In my mind"

僕がこの手の青春映画を繰り返し好きになるのは、僕がセンチメンタルなのもあると思うが、今日一つ気づいたのは、僕の状況がある意味思春期に似てるのでは、という仮説。家の中に共感できる人が一人もおらず孤独で鬱々とした時間を日々過ごさざるを得ないこと。そこから抜け出したいけど、どうしたらいいかさっぱりわからないこと。それは共通点だと思う。だから夢見がちになるのかもしれないし、仕事に情熱を見つけようとするのもそれが理由かもしれない。

また同じ映画を1日に二回観てしまった。アマゾンで100円。Pretty good.


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by TuscanyCafe | 2018-07-01 20:32 | 観る読む聴く | Comments(0)