カテゴリ:喜六( 27 )

昇華

と言いながらそれは昨日の話で、今日はLiquidroomでtoeを見てきた。いつ見ても彼らは良いので、それはもう触れない。今日は本当はNight Flowers & Homecomingsを見に行くはずだったが、日が重なってしまったので、泣く泣く手放した(泣きはしなかったが)。toeを外すわけにはいかない。今帰ってきて明日からまた出張で秋の欧州へ。

なんて表面的な事実だけを書いていると、まるでリア充の人みたいだな。実際は孤独の昇華に近い気がするが。こうでもしていないと心が壊死してしまう。

昨日の夜は娘と話していて、終わってから心が折れそうな気持ちにもなった。昔の娘の目の輝きや心の温かさはどこに行ってしまったのだろう。娘の発する言葉の一つ一つが別の人格に乗っ取られてしまったように感じる。静かに受け止めて穏やかに話してはいたが、この失望感には行き場がない。ただ、いつか思い出してもらえばいい、という思いで言葉を繋いだ。子供の頃の記憶は、体温に残ることもなく、消えてしまうのだろうか。僕の暮らしの逃げ場の無さは昨日今日に始まったことではないので、静かに受け止めて、また昇華の道を探す。そういえば、最近会った人が、理想的な生活ですねというので、違いますよ昇華ですから、と正直に言った。

でも家庭がぼろぼろのお陰で、いろんなものを探したり、いろんな場所に行ったり、いろんな人に会ったり、なんでもない瞬間に気づいたりしているので、人生の深みとしてはプラスにもなっている。でも、ただ幸せが人生の目的ならば(僕はそう思っている)、そんな深みなんて要らない気もする。

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by TuscanyCafe | 2018-11-12 22:53 | 喜六 | Comments(0)

あらためておもう

子供に自信をつけさせること、子供を楽天的に育てることが、親の大きな役割の一つだと思う。僕と妻の考え方が根本的に違うのはここだったと思う。殆ど真逆。それでより大きな影響を与えたのはおそらく僕ではなく彼女。


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by TuscanyCafe | 2018-09-26 18:58 | 喜六 | Comments(0)

非連続

僕の愛した娘が今の彼女の中に残っているのか、正直わからなくなってしまった。全く別の人間のように感じるし、彼女が昔のことをどの程度覚えているのかも分からない。もしも覚えているならば、どうしてこんな態度をし続けられるのか。忍耐だけでは乗り切れなくて、どうしても無関心に頼らざるを得なくなる。しばらくそっとしておくしかない、という言い方は聞こえがいいけど、ただただ愛情で包み込んで見守るのは相当なストレスで、それをするには僕の心の栄養が足りないと思う。仕事の仲間や友達との絆だけを支えに乗り切るのは無理がある。だから無関心に逃げる。それを後で後悔することになるのかはまだ分からない。
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by TuscanyCafe | 2018-04-13 21:37 | 喜六 | Comments(0)

キロク

もう何年にもなるが、娘の態度が悪いのが目に余る。たまに叱っても、悪びれるでもなく何も変わらないし、この年頃はこんなものと聞かされるので、基本的にはただただ我慢しているが、人に対してとる態度の限度を超えている。自分の娘でなければ、とても好きにはなれない。たまに機嫌がよいときは普通に返事をするが、そうでなければろくに返事もないし、ずっと携帯をいじっている。何に対しても好奇心が薄いのも気になる。

年賀状を見る限り、友達は多いみたいなので、学校のほうは心配しなくてよさそうだ。部活もやっているし、成績も悪くない。それでも、時々二人で出かける機会があれば、教えておきたいことをさりげなく(でもないけど)話をして、今は響かなくてもいつか思い出すことを期待したりしているが、最後は娘の人生は彼女のものだと思うしかないのだろう。もっと叱ったほうがいいのか、と思ったり、こんなに放置していていいのか、と思ったり、いろいろだが、ほとんど会話がないなりに、娘に対して関心があることを示し続ける努力はしている。ただ、返事がろくにないのに話しかけるのは、決していい気分ではない。

元々夫婦仲が悪いから、昔は娘だけが家にいる喜びだったが、今この状態になると、家にいて楽しいことは何一つなくなってしまった。あまり正直に書いてしまうと、読むほうも引いてしまいそうだが、それがこの数年間の真実だ。娘については、いずれ思春期が終わってもっとまともな態度に戻ってくれることを期待して、関係を壊さないように努めつつ、機会があれば伝えたいことを伝える。そういう努力をしている。それは決して楽しいことではなく、もはや親の責務としてやっていることだが、なにが正解なのか、誰か知っていたら教えてほしいと思う。



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by TuscanyCafe | 2018-01-08 20:28 | 喜六 | Comments(0)

忘れてた

家のPCのマイドキュメントをたまたま開いたら、数年前の娘用のフォルダがあった。娘がこの街でインター校に通い始める2か月前のドキュメントと、通い始めて8か月後のドキュメントがあった。

前者は僕の妻が娘に作ったもので、タイトルはABC。アルファベットの大文字小文字やJanuary, Februaryといった単語の説明が書かれている。

後者のタイトルはStory Competitionで、娘が学校の作文コンテストのために書いたもの。文法も綴りもストーリーもちゃんとしていて、なんなんだこの進歩は、と驚いた。もしかしたら僕が手伝ったのかもしれないけど。

済んでしまったこと、達成したことは、すぐ忘れてしまうけど、結構すごいことを通り抜けてきている。
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by TuscanyCafe | 2016-05-12 22:57 | 喜六 | Comments(0)

book worm

少し前に娘が家に来ていたが、2, 3日の間(といっても夜とか合間だけ)に僕の文庫本2冊と漫画8冊を読んで帰った。

娘は本を読むのが大好きで、一緒に住んでいた頃もいつの間にか僕の書棚から気に入った本を見つけるのがうまかった。今回はスロウハイツの神様とか三月のライオンとか、たしかに娘が好きそうなやつをうまく見つけていた。

とはいっても気になったのは、同じ棚に昨日引用した小説が入っていたこと。この小説は代官山の蔦谷書店で推薦されてて買ったもので、結果、ものすごくよかったのだが、冒頭から高校生と主婦とのコスプレ・セックスで始まる。多分娘はこの本も手にして冒頭を読んでるだろうな。まあ致し方ない。

この本がすごくよかったので、同じ著者の作品をアマゾンで注文したし、また蔦屋書店に行って本を仕入れてこようと思う。
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by tuscanycafe | 2015-03-29 22:12 | 喜六 | Comments(0)

しばらく娘と離れているうちに、たまに会っても電話しても、なんの会話も成立しなくなってしまった。こんなに早くこんなふうになるなんて、想像できなかったな。その前からそういう兆候はあったけど、もう目に余る感じになった。これまでにそういう態度を叱ってみたこともあったけど、なんの効果もなく、多分今何を言っても効果がないだろう。

電話をしたり、顔を合わせる度に、こういう悲しい思いをしていたんじゃ体が持たないし、どういう態度が正解なのかも分からないので、当分気にしないことにする。普段はどっちみち離れているし、当分娘の存在を忘れたように暮らすことにする。今みたいに態度が悪すぎると、たまに叱るかもしれないし、節目の時は、聞いてるかどうかは別にして、思うことを伝えるかもしれない。けど、娘から何か受け取ることは期待しない。

子供が小さい時は、子供が何をしてくれるわけじゃなくても、子供から沢山もらっている。寝ている子供の匂いを嗅ぐだけで、ストレスが全部消えたもの。今はそういうのは無くなって、むしろ嫌な思いをするばかりだけど、また何年か後に普通に戻ることを期待しよう。それまでは何も期待しない。娘がいることも忘れてしまった方が楽なくらいだけど、そこまで行くと態度に出てしまい、余計にややこしくなりそうだから、結局は寂しい思いをせざるを得ないのかもしれないが。
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by tuscanycafe | 2015-01-19 22:44 | 喜六 | Comments(2)

記録更新

娘と外出して手をつなぐたびに、これでまた今日まで記録更新、と思う。しばらくつないでくれない時期もあったし、いつまでもつないでくれるとは思わないから。今の記録は5日ほど前。

それでも記録を更新する度にいつも意外な感じがするのは、普段の娘が極端にそっけないから。娘は他の子供よりもませているところがあるし、すでにそういう年頃なんだろうとは思う。

でもそれだけじゃなく、やはり自分の母親に気を使っているんだと思う。僕と妻の仲が険悪なときは、娘の僕に対する態度が極度にそっけなくなる。特に妻が同じ部屋にいるときはそう。だからうちの家は葬式よりももっと静かだ。
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by tuscanycafe | 2014-01-06 22:47 | 喜六 | Comments(0)

キロク

娘の学校の三者面談に行った。こっちに来てもう2年以上だから当たり前かもしれないけど、娘の英語が流暢で驚いた。発音とか耳とかは、親はもう勝てっこない。それに言葉数は少ないけど、読み書きは同年代のネイティブの子と変わらないらしい。先生曰く、やるべきことが判っていて、ハードワーカー。あとはもっと自信をもってどんどん喋ってくれれば言うことなし。これは語学力ではなく性格だけど。
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by tuscanycafe | 2013-10-26 10:40 | 喜六 | Comments(0)

to myself

今日は娘と二人で大きな公園に遊びに行った。家を出てしばらくすると、娘の表情がみるみる明るくなり、子供らしい表情がたくさん見られたし、子供っぽい言葉遊びやおふざけも伸び伸びやっていた。たくさん歩いてたくさん遊んだ。

普段こんな表情を妨げているもの。やらないといけない勉強はしょうがないけれど、子供っぽいことをすると叱ったり、一挙手一投足についてあれこれ口を出したり。そういうものがなくなればいいのに、と思う。でもそれだけじゃなくて、家のなかの不協和音のせいもある。前者については僕はどうすることもできないので、後者については頑張らないとなと思う。
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by tuscanycafe | 2012-09-03 00:25 | 喜六 | Comments(0)