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gap

ふと気づいたのだが、カズオイシグロの小説は、本人の認識と現実(または外部からの認識)とのギャップを使って描かれることが多い。わたしを離さないでが然り、日の名残りが然り、浮世の画家が然り、わたしたちが孤児だったころにもそんな部分があったように記憶している。

一人称で語られるストーリーを読んでいくうちに、徐々にそのギャップ(認識のずれ)に気づかされる。語り部自身がそのずれに薄々気づいていることもあるし、本当は気づきながらも認識を拒んでいることもある。ただし、真実がどこにあるのかは、実際の世界では誰にもわからないし、自分と外部の認識とにギャップがあるからと言って、外部の認識がいつも正しいとは限らない。もやもやした部分が残るほうが正直だ。

わたしを離さないでが映画化されるらしい。
by tuscanycafe | 2010-10-31 23:03 | 観る読む聴く | Comments(0)

soon

なんでもあるけどなにもない仕事から、
ひとつしかないけどなんでもある仕事へ。
少しアドレナリンが出た。
by tuscanycafe | 2010-10-09 11:34 | 働く学ぶ | Comments(0)