it's what you do with every single second that counts

映画Cashback(邦題フローズン・タイム)を見た。映画の宣伝の写真やキャッチコピーは、全くこの映画を表していなくて、製作者は可哀想だと思う。宣伝の安っぽさとは無関係に、とてもいい映画だった。単にセンチメンタルさが僕の好みに合っていたのかもしないが。

この映画は時がテーマだと思う。時が早く過ぎるのも、ゆっくり流れるのも、自分の心の捉え方次第。でも時を巻き戻すことだけはできない。そして美しいことも、立ち止まってそれに気づかなければ、存在しないのと同じ。

それと、もう一つのテーマは女性の美なのかな。これもなんとなく分かる。性的な感情と地続きかどうかは分からないけど、ずっと見ていたい美しさを見知らぬ女性に見つけることは、少なからずある。僕が惹かれるのは、映画に出てくるのような曲線美ではなく、洗練や優美さや慈愛のような美であるが。

映画自体はエンタテイニングで、イギリスらしいお馬鹿なジョークも悪くなかった。主人公の不眠症も時を止める話もありえない話だけど、寓話としてうまい仕掛けだと思った。

登場人物では、シャロンはとても素敵な女性だと思ったし、逆に主人公がスージーのどこに惹かれたのか分からない。でも現実はそんなものかもしれない。理由もわからないままスージーに夢中になったり、シャロンの良さに気づかないまま通り過ぎることも少なくないだろう。僕も友達から、貴方は人を見る目がないと言われたしね。

とか言いながら、同じ映画を一日に2回も見てしまった。


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# by TuscanyCafe | 2018-03-08 20:26 | 観る読む聴く | Comments(0)

gap

モスバーガーで仕事中。

向かい側の席に座っているお婆ちゃんが、「キャッシュカードとつながったnanacoカードを失くしたのだけど、どうしたらいいか」という問い合わせの電話をしている。その手には電話が無く、マイク付きのイヤホンを使ってハンズフリーで話している。

気の毒なのだけど、なんか風貌と話の内容と諸々のギャップが面白かった。10年後の日本(あるいは現代の中国)を見ているような感覚。


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# by TuscanyCafe | 2018-03-04 15:16 | 暮らす | Comments(0)

雑記

ちょっとしたことが重なって今日は疲れている。そこにfbが数年前に一番ボトムだった頃の投稿を表示してきた。今日がそのアニバーサリーらしい。そのボトムからすればよく立ち直ったよなという思いと、まだそれだけしか経ってないのかという思いが混じった。


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# by TuscanyCafe | 2018-02-22 23:22 | 暮らす | Comments(0)

ユニクロ

ユニクロのマネキンが昔よりずっと格好よくなってる。たぶん欧米展開で揉まれて、いいデザイナーも採用して、垢抜けたのだろう。昔みたいに七色のフリース!みたいな無意味な商品展開がなくなった。

ちょうどビジネスのことを考えていたので、最初から世界展開するのと、最初に日本で固めてから出ていくのとどっちがいいのかな、と思った。ユニクロは後者だし、日本企業のなかで前者で成功した例はあまり思いつかない。大谷翔平も、後者を薦められ、多分正解だったと思う。

でもそのどっちがいいかよりも、日本から出ていくときの本気度合いが鍵なんだろう。ユニクロはあんなにダサダサだったのに、ニューヨークだのパリだのに出店して、そこで揉まれて学んだのだと思う。外さない色遣いとか、スッキリしたデザインとか。それは褒めすぎかもしれないけど、ビジネスの方は今はそっちの線で考えようと思う。

ユニクロなんてあんなuglyなものは着ない!と3年前に宣言していた異国の彼女は今でも同じだろうか。たぶん彼女は変わってないだろうな。



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# by TuscanyCafe | 2018-01-14 16:42 | 働く学ぶ | Comments(0)

5年、10年

Foster the Peopleが東京に来たので観に行った。前回見たのは5年ほど前のシンガポールで最初のアルバムのツアーだった。二枚目以降も持っているけれど、一枚目ほどは聴いていないが、今日をきっかけにまた聞くかな。ライブは良かった。

シンガポールのときは、野外の野原で隣のでかい兄ちゃんが踊りまくってるので、ビーサン履いてた僕は足を踏まれないかと気が気じゃなかった。あの街のみんなは大抵変な発音の英語を喋るけど、周りの奴らがほとんどの曲をずっと歌ってるから、さすが英語が公用語の国だと思った。あの頃はまだ一人でライブに行っていた頃だ。

10年くらい前に東京でライブに行き始めた(再開した)頃は、一人だけおっさんなので気後れしたりしたが、今は全然そう感じない。むしろこの歳になっても来てる俺の方がすごいやん(笑)みたいな感覚。今日のFTPはまだしも、今度CHAIも行こうかと思ってる同年代は殆どいないと思う。

それに10年前と比べて、一人で来てる人がすごく増えた気がする。特に女の子が一人というパターン。いいことだと思う。昔は自分だけ一人で帰り道に寂しい思いをしたけど、今はそんなこともなくなった。

今日の帰り道、周りの会話を聞いていると、一枚目はキャッチーでMGMTみたいだったけど・・とか、1975が好きだ・・とか、そんな声が聞こえてきた。僕は音楽のことを殆ど調べたりしないし、たまたま聞いて好きになった(シャザムで吸い取った)り、たまたまフェスで見つけたアーティストを聞いているだけなのに、今日来てる人は僕と趣味が似てるんだなと思った。ちなみにこれまで僕の周りにいた人で僕と音楽の趣味がよく似てるなと思ったのは、シンガポリアン1人とマレーシアン1人で、今の生活では周りに誰もいない。

今月、来月は、いいアーティストがたくさん来るので全部は行けない。取りあえず次はthe Pains of being pure at heart。



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# by TuscanyCafe | 2018-01-10 21:13 | 観る読む聴く | Comments(0)

キロク

もう何年にもなるが、娘の態度が悪いのが目に余る。たまに叱っても、悪びれるでもなく何も変わらないし、この年頃はこんなものと聞かされるので、基本的にはただただ我慢しているが、人に対してとる態度の限度を超えている。自分の娘でなければ、とても好きにはなれない。たまに機嫌がよいときは普通に返事をするが、そうでなければろくに返事もないし、ずっと携帯をいじっている。何に対しても好奇心が薄いのも気になる。

年賀状を見る限り、友達は多いみたいなので、学校のほうは心配しなくてよさそうだ。部活もやっているし、成績も悪くない。それでも、時々二人で出かける機会があれば、教えておきたいことをさりげなく(でもないけど)話をして、今は響かなくてもいつか思い出すことを期待したりしているが、最後は娘の人生は彼女のものだと思うしかないのだろう。もっと叱ったほうがいいのか、と思ったり、こんなに放置していていいのか、と思ったり、いろいろだが、ほとんど会話がないなりに、娘に対して関心があることを示し続ける努力はしている。ただ、返事がろくにないのに話しかけるのは、決していい気分ではない。

元々夫婦仲が悪いから、昔は娘だけが家にいる喜びだったが、今この状態になると、家にいて楽しいことは何一つなくなってしまった。あまり正直に書いてしまうと、読むほうも引いてしまいそうだが、それがこの数年間の真実だ。娘については、いずれ思春期が終わってもっとまともな態度に戻ってくれることを期待して、関係を壊さないように努めつつ、機会があれば伝えたいことを伝える。そういう努力をしている。それは決して楽しいことではなく、もはや親の責務としてやっていることだが、なにが正解なのか、誰か知っていたら教えてほしいと思う。



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# by TuscanyCafe | 2018-01-08 20:28 | 喜六 | Comments(0)

ほどほどの映画

先月あたりからよく映画を見ている。今日は映画館で「勝手にふるえてろ」とアマゾンで「キングスマン」(一作目)を見た。

勝手にふるえてろは、チラシを見てもジャケ買いしたくはならなかったが、評判がよかったので試してみたら、やっぱりあまり好きではなかなった。うけ狙いの手数が多くて、日本の映画の悪いところが出てると思った。元々、こじらせた若者の映画は嫌いじゃなくて、もっと突き抜けたこじらせ方だとむしろかっこいいと思うのだけど、彼女のは日本の社会のめんどくささを引きずっている感じがして、好きになれなかった。いくつかくすっと笑えるシーンや好きな視点もないではなかったが。あと音楽のクオリティが低かったのも残念だ。安いJ-Popは映画には向かないと思う。

もっとイチ君が出てくれば面白かったかもしれない。と書いてから、結局人間的に魅力を感じる人物が出てるかどうかで印象が決まるのかもしれないと思った。片桐はいりは嫌いな役者ではないが、ああいう使い方はありきたりすぎて、もういいんじゃないかと思うし、他の人物描写も薄い感じがした。

キングスマンは評判がよいのは聞いていたので、二作目を見る前に一作目を見てみた。さすがによくできていると思ったし、面白かったけど、あのグロい死に方は好きになれなかったし、それで興醒めしてあまり没入できなかった。でもスカンジナビアの王女はいいなと思った。



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# by TuscanyCafe | 2018-01-07 22:58 | 観る読む聴く | Comments(0)