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無駄遣い

日比谷の新しいビルにできた有隣堂書店の新形態店のニュースを新聞で読んで興味を持ち、その後オープンまでの準備を追ったドキュメンタリーをテレビで見て、こりゃダメだろうなと思い、実際に訪れてやっぱりなと思った。

その店は本屋と居酒屋と床屋と眼鏡屋と洋服屋が一体になった店で、一日いても楽しい街のようなお店といったコンセプトらしいが、眼鏡を買って服を買って散髪して酒を飲みたい日が年に何回あるか分からないし、そもそも同じ店のなかに全部揃っていても何も嬉しくない。それに、それらの店が本屋と一緒になっていることで得られる楽しさが何もない。

ドキュメンタリーを見る限り、有隣堂が三井不動産から紹介されたデザイナーの遊びに付き合わされて大金をどぶに捨てただけというのが真実だと思う。もうオープンして数ヵ月たったので、今頃は有隣堂の経営者も後悔していると思う。

本屋は、本好きが作るべきなのだ。だから、この有隣堂にできたセレクト書棚のようなものは面白い。(ただし、セレクトする人は、「この店舗に関わった人」といった運営者側の自己満足ではなくて、訪れる人が読んでみたいと思える人を選ぶべきなのだ。それもアイドルとか人気タレントではなく、本好きを唸らせる選者を選ぶべきなのだ。) この日比谷店で一番面白いと思えた書棚は有隣堂の店長のセレクトによるものだった。その人だけが本好きで、他の人は自分の仕事や趣味の世界の本を並べているだけ、あるいは気取っているだけのように見えた。本以外のスペースを全部潰して、たくさんのユニークな選者によるセレクト書棚だけの本屋にすれば面白いと思う。

たまたまその向かいのビルにできたHMVによるCottageという本屋はいいと思った。ヅカファンやジャニーズファン向けのコーナーは邪魔だが、それ以外のコーナーはいいセレクトをしてると思う。海外では本屋がどんどんなくなっている気がするが、日本ではセレクト本屋の勢いがあるのが嬉しい。

たまたま訪れた川崎駅ビルの有隣堂がとても良かったので、なんだ、やればできるじゃん、と思った。どんな商売でも、商品に情熱を持っている人が作ったものでないと、お客の心にも決して響かないといういい証拠だと思う。


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by TuscanyCafe | 2018-09-02 14:43 | 思う | Comments(0)

One for All

僕らは歴史の授業で、全体主義を過去のものとして習ったけど、日本にはまだ全体主義が根強く残っているのだと思う。

日大アメフト部しかり、会社社会しかりだけど、そういう悪い例よりも、むしろみんなが普通と感じている学校の部活などもその典型だと思う。

本来優先されるべき生徒一人一人の成長(部活動以外で持つべき私生活も含めて)よりも、部としての結果を出すことを優先して強制されるスケジュール。なぜ全員で朝練やら夏休み中の練習やらを強制されないといけないのか。それが嫌ならやめろと何故言われなきゃならないのか。所詮課外活動なのだから、自由参加のはず。そんな当たり前のことすら、むしろ非常識ととらえられている現状。

皆の意識を変えるのは至難の技だと思う。


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by TuscanyCafe | 2018-08-28 23:04 | 変なの | Comments(0)

autonomy

とある研修で、自分が仕事に何を求めているか(何を大事に考えているか)を測るテストのようなものがあって、僕の場合はAutonomyが一番だった。人からあれこれ指図されるのが嫌で、自分でコントロールしたいということ。

確かに当たっているなと思った。そして、この数年間は割と仕事でそれができているのかなとも思う。誰からもあれこれ言われなくても、ビジネスの状況がままならないことは多いので、決してストレスフリーではないのだが。

フジ録でライブのMCについて書いていて思ったのだが、MCからあれこれ注文があるのが嫌なのも、このAutonomy好きが理由なんだろうと思った。

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by TuscanyCafe | 2018-08-12 14:33 | 好む | Comments(0)

何処で咲く

突然ですが、サッカーのジャーナリストで一番信頼できるのは、日経新聞の武智幸徳だと思う。(技術的なことは元選手のほうが上かもしれないが、その言葉の信頼度で言えば。) 多分思っているのは僕だけではなく、知る人ぞ知る記者だと思うが、人のキャリアはどこで咲くかわからないし、いいものがどこに眠ってるかも分からないもんだ。


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by TuscanyCafe | 2018-07-14 21:43 | 好む | Comments(0)

ジャンプ

自分のキャリアにとって、この一年はすごく価値のあるものだったと思う。その前と後で連続性がないくらいの。だからこそ、知らなければ気にしないままキャリアを終えているだろうし、逆にもっと早くに経験している人は、もっと大きく飛べている。それがまだ続いていて、それをどう活かせるか。当然ながらそれを楽しみながら。


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by TuscanyCafe | 2018-04-15 11:45 | 働く学ぶ | Comments(0)

lead

僕は人の意見をよく聞いて対話の中から最適解を見つけようとする癖が染み付いているし、自分の意見を人に押し付けるのは嫌いなのだが、本気になると「強いリーダーシップ」というのを発揮するらしい。「思いの強さ」をほとばしるらしい。初めてそんなこと言われたし、なんか恐縮してしまうが、複数の人から声を揃えて言ってもらったので、自分も成長したのかもしれない。人を率いる力という意味ではなく、自分の美意識や価値観を信じてちゃんとそれを表に出す、という意味において。昔は自分の価値観は、どうせ理解されないからと人に言わずに大事にしまっていた。今回は「ものの見方を学ばせてもらった」とも言ってもらい、そんな大層なものではないのにと思ったが、皆なんでもっと意見を言わないのだろうともどかしく感じたのも事実。でもあとから聞いたら、別に遠慮して言わないわけではなく、特に意見がないから言わないだけらしく、そう言うのであれば、たしかに僕は人よりもものの見方を持っているのかもしれないと思った。


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by TuscanyCafe | 2018-03-15 22:05 | 働く学ぶ | Comments(0)

小京都

僕の家の近くに小京都のような一角(本当に一角、というか一軒だけ)があって、僕は毎朝そこで立ち止まって桜の枝や、瓦の隙間から生えている草などを眺めている。僕にとってはちょっとしたパワースポットで、気持ちがすっと清められる場所。

今もその家の前を、塀からはみ出た木々を眺めながら歩いていたら、その家のご主人が犬の散歩に出てきて、桜の枝を指さして僕に向かって何やら言っている。僕はヘッドフォンを外して、「もう咲きますか?」と聞いたら、「もうすぐですよ」の返事。僕はいつも立ち止まって塀の中を覗いているので、ずっと不審者と思われないか心配だったのだが、いい機会なので、「咲いてないときも含めていつも楽しみに見させてもらってるんです」と伝えたら、逆に「有難うございます」のお返事。上品でいい人だな。

何を期待するわけでもないが、それでも好きなものを好きと表現し続けると、いいことがあるな。今日の会話から何が生まれるわけでもないけど、いい夜だ。今日は、半年間かけて打ち込んできた仕事もうまく行ったし、尚更いい夜だな。


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by TuscanyCafe | 2018-03-12 22:28 | 暮らす | Comments(0)

ユニクロ

ユニクロのマネキンが昔よりずっと格好よくなってる。たぶん欧米展開で揉まれて、いいデザイナーも採用して、垢抜けたのだろう。昔みたいに七色のフリース!みたいな無意味な商品展開がなくなった。

ちょうどビジネスのことを考えていたので、最初から世界展開するのと、最初に日本で固めてから出ていくのとどっちがいいのかな、と思った。ユニクロは後者だし、日本企業のなかで前者で成功した例はあまり思いつかない。大谷翔平も、後者を薦められ、多分正解だったと思う。

でもそのどっちがいいかよりも、日本から出ていくときの本気度合いが鍵なんだろう。ユニクロはあんなにダサダサだったのに、ニューヨークだのパリだのに出店して、そこで揉まれて学んだのだと思う。外さない色遣いとか、スッキリしたデザインとか。それは褒めすぎかもしれないけど、ビジネスの方は今はそっちの線で考えようと思う。

ユニクロなんてあんなuglyなものは着ない!と3年前に宣言していた異国の彼女は今でも同じだろうか。たぶん彼女は変わってないだろうな。



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by TuscanyCafe | 2018-01-14 16:42 | 働く学ぶ | Comments(0)

外れる

今僕がやっていること、やろうとしていることは、10年前の僕なら想像できなかったかもしれない。いや、やろうとしてること自体はずっと考えていたことだけど、少なくとも昔よりも、敷かれたレールを外すことの抵抗がなくなってきた。というよりも、その愉しさが分かってきたのかもしれない。自分がワクワクする方向に手を伸ばして歩いてみること。今仕事の一環で今やっていることも、ワクワクすることが増えてきた。これも予想ができなかったこと。興味のあるものには全て手を出してみること、心の声を無視しないこと、そこでの出会いを大切にすること。十年ほど前に一歩踏み出したのが、繋がっていると思う。


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by TuscanyCafe | 2017-10-31 23:56 | 好む | Comments(0)

U29

NHKのU29という番組でクラウドファンディングの仕事をしている女性の話をやっていて、また感動した。クラウドファンディングって、もっと合理性の世界の無機質なものかと思っていた。

あきらめるべき理由が沢山あったとしても、よりよい未来を作ろうと挑戦している人がいる。それを見て、これまであきらめてしまっていた人が自分も一歩踏み出してみようと思うきっかけになる。

過去の自分のブログを読み返した。homeというタグがついている酷い記事のかたまり。そのなかでも非公開にしている更に酷い塊。読み返してみて、あんなに酷いことが毎日繰り返されていたこと、それを何年も耐えてきたことに今更ながら驚く。

僕はあきらめていた人だ。人生のある大きな塊を。でも、よりよい未来のために前に進みたい。今そう思っている。最近は毎日そう思っている。誰のためにあきらめているのか。

U29は、今週末にまた再放送があるようなので、よかったら見てみてください。辛い時期を乗り越えてきた彼女の笑顔はパワフルだ。僕もそうありたい。


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by TuscanyCafe | 2017-10-18 00:17 | home | Comments(0)