タグ:旅 ( 104 ) タグの人気記事

訪欧雑感

和食の良さは薄味で素材のよさを引き出すことで、西洋料理はもっとソースなどの装飾が多いと思うが、ファッションに関しては日本とヨーロッパでその逆になっている気がする。

どちらがいいとは言いきれないが、僕はヨーロッパに行く度に男も女もシンプルなのにお洒落だなぁと見とれてしまう。そしてお洒落がさりげなくて、力んでいないのがいい。ヨーロッパの方が和食的。

全然話は違うが、ヨーロッパのホテルとか会社とか空港ラウンジに置いてある飴が、日本の飴より美味しいと思う。おそらく日本の飴は人工甘味料を多用していたりして自然な味じゃないから、昔ながらのヨーロッパの飴が美味しく感じるのかなと思う。前に書いたオレンジジュースとも似てる。

ついでに似た話を言えば、日本の家は内装に化学素材を多用することで、微妙に安っぽく偽物感が出る。

日本は素晴らしい和食の伝統があるのだから、もっと和食的にシンプルな本物志向を追求すればよいのにと思う。



[PR]
by TuscanyCafe | 2018-11-16 22:24 | 思う | Comments(0)

歩く

夕方から渋谷のクアトロに行った後、由比ヶ浜に本店のある原宿の蕎麦屋へ。食べ終えてから散歩がてら表参道を歩いて半蔵門線の駅まで歩いた。この辺りは独身の頃よく来ていたが、その後は根津美術館に行くことはあっても、この参道をずっと歩くことは少なかった。最後に来たのは南の国の友人をキディランドに連れてきた3年半前か。

阿佐ヶ谷もそうだが、ケヤキ並木道は好きだ。アーチのようになって、これぞ並木道という感じがする。一人で歩くと道の勾配にも敏感でこんなふうに下って上るのだったっけと思う。道から見たお店の名前や雰囲気がシンガポールに似てるなと思った。整然とした街の雰囲気が余計にそう感じさせるのかもしれない。

この道を歩いていると僕はいろんなことを思い出してノスタルジー星人になってしまうので駄目だ。さっき蕎麦屋で隣のお客が「朝食」と言ったのが「長尺」(ゴルフクラブの話)に聞こえて、自分の耳か頭がどうかしてると思ったが、僕はそれくらいの方がいいのだと思う。ゴルフは過去や現在や未来のごたごたを忘れるのに一番いいツールなのだ。


[PR]
by TuscanyCafe | 2018-07-14 20:55 | 暮らす | Comments(0)

懐かしい場所

この間まで住んでいた懐かしい街に来たけれど、今回はなぜか寂しいような哀しいような気持ちで溢れている。その理由はいくつか考えられるけど、本当のところは自分でもよく分からない。

Happy ever afterは、そこで終わるからよいのであって、そのあとを見てしまうと、美しかったものが色褪せてしまう。1年も経つと色んなものが変わってしまって、失われたものを見るのは哀しいことだ。

気のおけない仲間が時間を割いてくれたのは何ものにも変え難く嬉しかったが、彼らから聞く哀しい話にも気持ちが大きく影響され、それでも自分ではその問題をどうしようもないことが、気持ちの行き場を失わせる。

自分の気持ちの方も1年も経つと微妙に変化している気がする。場所は気持ちを支配する。今回この街にやってきて、場所の支配する気分のギャップにも戸惑った。季節の違いもあるが、東京とは全く異質のものだと思ったし、また自分が乗り越えたと思っていた傷もまだまだ乾いていなかったことが分かった。

懐かしいこの街にずっと帰ってきたかったが、そんなに甘いものではないのだろう。暫くはここに帰って来たいと思わない気がするが、今回運悪く会えなかったかけがえのない人達のことを考えると、また戻ってきて彼らに会いたいとも思う。やはり広く深くつながりを持つのは難しく、浅く広くか狭く深くかしかないのかもしれない。



[PR]
by TuscanyCafe | 2017-11-20 18:22 | 旅に出る | Comments(0)

板面

ホテルの部屋が空くまでの朝飯に、昔妻が好きだったban mian(板面)というスープヌードルを食べてみた。昔一度食べて、そのあとは毛嫌いして二度と食べなかった記憶があるが、結構美味しい。僕の好きなホッケンミー(福建麺)と似た優しい味だ。昔は坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、だったのかもしれない。


[PR]
by TuscanyCafe | 2017-11-19 10:43 | 旅に出る | Comments(0)

反射

半年ぶりに懐かしい南の街に帰る。空港に向かう道で、なぜか今回は寂しい感じがするのを不思議に思った。現地の友達の何人かが旅行中で会えないこともあるが、到着後半日間の自由時間に悲しい気持ちになりそうな、そんな予感がある。嬉しいことも悲しいこともあった街だけど、人生の大切な時期だったし、嬉しいことの方が多かったはずだけど、何故か思い出すのは悲しいことだったりするのは、人間が無い物ねだりなのかもしれない。今回は昔住んでいた辺りに泊まるので、いろんなことを思い出しそうで、体が反応するのだろう。体は勝手に反応するみたいだ。この間ヨーロッパに行った時はあんなに高揚していたのに。


[PR]
by TuscanyCafe | 2017-11-18 22:49 | 旅に出る | Comments(0)

This means something right?

一人で旅(といっても仕事の出張)をしているときは気分が良くて、家に帰って来ると憂鬱になり、明日から仕事に行くとまた気が紛れておそらく普通に戻る。これはそのまま何かを示しているのだけど、今まで見ないふりをしてきたのは何でだったっけ。

旅先で出会う人達が興味深かったり、海外の人達が皆もっと自分に正直に生きていて刺激をもらったり、そういうこともあるが、それを差し引いたとしても、上に書いた事実は自分の進むべき道を如実に現れしてるような。

人を幸せにしたければまず自分が幸せになりなさい、という言葉は、おそらく真実なのだと思うが、何人かの人を傷つけるのはやはり恐ろしかったり憂鬱なことなのだ。でもこの状態を分かりながら良しとしている人に対してはそれを心配すべきなのか、という黒い思いも半ば意識的に思い出す。(そういう事実は普段しんどいから意識の外に追いやっているのだ。) いずれにしても真面目に考えると憂鬱になるので逃げたくはなる。

寝る前にテレビでYou Got Mailを見たのに温かい気持ちにはならないもんだ。いつもエレベータのシーンのWhere's my Tictac?という台詞で妻を思い出す。そんなことも影響してるのかもしれない。あの映画はもう20年近く前なので、そんなに前からその事実から逃げてきた可能性もあって少し驚く。


[PR]
by TuscanyCafe | 2017-10-10 00:24 | home | Comments(0)

ラスベガス

国の安全保障の観点からすると、日本の憲法問題よりも、アメリカの憲法問題の方が根が深そうだ。アメリカ憲法の修正第2条(武器保有の権利)が修正第1条(思想・表現の自由)よりも幅を利かせている、と今日のニューヨーク・タイムズの記事にあった。

外国人からすると、アメリカの銃規制の弱さは全く理解できないが、以前にアメリカ人にそれを言ったら、アメリカ人にも理解できないと言われた。

今日3本目の投稿。旅に出ると普段考えないことを考える。


[PR]
by TuscanyCafe | 2017-10-05 17:06 | 旅に出る | Comments(0)

ドイツのアメリカ人

ドイツに住んでいるヒューストン出身の女性に会ったので、ドイツ人とアメリカ人の違いを聞いてみた。色々違いすぎてどこから始めたらいいか、と言いながら彼女が最初に言ったのは、ドイツ人は生活の計画をきっちりするから、あぁ今買い物に行かないと今日食べるものがない!といったことが起こらないということ。これはなんとなく分かる。

アメリカ人の方がオープンでイージーゴーイングって言うかと思った、と話を振ってみたら、彼女が言ったのが、アメリカ人は初対面でも誰とでも仲良く話すが、決してそれ以上深入りせず関係が深まらない。ドイツ人は他人とさほど話さないが、一旦話し始めると個人的な関係まで築くことができる、とのこと。これは膝を打ちたくなる感覚だった。たしか梨木香歩が「ぐるりのこと」で書いていた(違うかな)日本とアメリカの家の作りの喩えを思い出して、その話をしたら、彼女はよく分かると言った、

それから、ドイツのこの街では、紫の髪で歩いていても二度見されることはない、誰も人のことは気にしないから。でもヒューストンだとそうはいかないし、必ずジャッジされてしまう、とのこと。(英語の「人をジャッジする」のニュアンスをうまく表現する日本語があったら教えてください。) ヒューストンの方がずっと大きい街なのにと意外に思ったが、テキサスの土地柄もあるかもしれない。

彼女は名前はドイツ人なのにアメリカ人で、しかも少しラテン系の顔立ちをしているので不思議に思っていたら、彼女の二人のおばあちゃんはスイスとドミニカにいると言うので納得した。ドイツのさほど大きくない街にドイツの名を持つアメリカ人が馴染んでいて、それでも彼女のはっきりした物言いがたしかに若いアメリカ人らしくて、とても面白かった。



[PR]
by TuscanyCafe | 2017-10-05 14:12 | 旅に出る | Comments(0)

地味だけど

そう言えばこの間ヨーロッパで現地の人と飯を食いながら話していて、話題に出た日本のブランドはシマノやアシックス。

特定の分野で世界に浸透している日本のブランドは案外多くて、それが日本での認知度と必ずしも比例しないのが面白い。シマノは前から感じていたけど、アシックスも浸透してたのね。共通するのは性能や品質への信頼性だろう。日本が得意なのは、革新性よりも職人技なのだろう。


[PR]
by TuscanyCafe | 2017-09-02 14:31 | 旅に出る | Comments(0)

旅ロク

出張という旅のキロク+α。

飛行機が離陸してまもなく、日本人のアテンダントさんから「生意気なことを言ってもよろしいですか?」と聞かれたので、軽く身構えながらも「はい、どうぞ」と答えたら、「目を見て話してくださるので励みになります」と。面白いこと言いますね、と声を出して笑った。確かにそんなもんかもしれないと思いつつ、それ以降そのCAさんと話す時は自分の視線を意識してしまい、変な感じだった。

機内では沢山映画を見た。良かった順番に、Growing Smith、this beautiful fantastic、Gifted、光、Paris Can Waitの5本。邦題は、2番目がマイ・ビューティフル・ガーデン、5番目がボンジュール、アン。相変わらず邦題のセンスはダサいと思う。特に後者は原題を変える意味がわからない。でも5本見て全部良かったのは高打率だな。

日本に着いて日本人に囲まれ、皆せっかちなのか、せこいのか、すぐに押してきたり密着してくるので、がっかりした。海外の方が整然とは並ばないかもしれないけど、もう少し皆気持ちに余裕があると思う。でもそれに反応してしまう自分も同類なので、人のことは言えない。周りに影響を受けず、いつも悠然としていられらようになりたい。そういう人は尊敬するし憧れる。実はこのことは自分にとっては最重要のテーマかもしれない。

ヨーロッパに行くと、残念ながらまだまだ日本人は子供だなぁと思ってしまう。英語が得意じゃないとかいう問題じゃなく、他人に対する態度とか、余裕のある立ち振る舞いとか、シンプルだけど垢抜けた服装とか。日本人の方が優れている部分もあるとは思うけど・・。

この間ヨーロッパ映画の封切り初日にたまたま劇場に行ったら、映画の後にトークショーがあった。その国に造詣が深い日本人女性と配給会社の女性との対談だったけど、前者の方がきりっとしながらも温かさを感じさせる人だったのに対し、後者の方の発する言葉がとても安く薄っぺらだったのが、対照的だった。残念ながら日本のメインストリームのメディアだけに触れていると、後者になってしまうのかもしれない。


[PR]
by TuscanyCafe | 2017-08-27 22:30 | 旅に出る | Comments(0)