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西北西

気づいたら、この3週間で4回も、渋谷(というより青山だけど)のイメージフォーラムで映画を観ている。

今日見たのは西北西で、映画らしいいい作品だったと思う。マイノリティ云々の前に、うまく生きられないしんどさが描かれていて、共感できた。映画を見終わってから作品のチラシで監督の言葉を読んで、作品に込めた思いも腹におちた。

日本でマイノリティとして生きるしんどさも物語のベースにあった。少しリアリティを感じにくい誇張も感じたが、言いたいことはすごく分かるし、その通りだと思う。もっと言えば、日本はマイノリティに限らず、自分らしく生きづらい社会だと思う。すぐにジャッジされてしまう(この言葉のうまい和訳を何かの映画の字幕で見たが、忘れてしまった)し、見えない規範がうるさい。感情を表に出すことを嫌う。

映画を見終わって、近所の権兵衛でおにぎりと豚汁を食べ、近所のスタバでこれを書いていたら、同じルートを辿った人が他に二人いて、なんか微笑ましかった。座席の上に胡座をかいて本を読んでる女性がいたりして、なぜかいい雰囲気だと思う。

(追伸)
この投稿のあと街をぶらぶらして、またカフェでゆっくりしてるときに、近くにいたグループがYouTubeかなにかを見はじめて音を鳴らすので、うるさいなぁという目で見てしまった。たぶん海外ならスルーするレベルなので、僕も日本人的いや東京人的非寛容に染まってるなぁと思った。でもうるさいのも気になる。

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by TuscanyCafe | 2018-09-30 13:22 | 観る読む聴く | Comments(0)

Tiny Furniture

青山のイメージフォーラムで映画「タイニー・ファニチャー(Tiny Furniture)」を観た。なんでもないシーンの表現がリアルで、リアルだから笑ってしまう、不思議ないい映画だった。

誰でも撮れそうで撮れない、才能の産物なんだろう。彼女が作ったというHBOの「ガールズ(GIRLS)」もAmazon Primeで観てみよう。

イメージフォーラムも初めて行ったけど、予告編が全て観たくなる作品ばかりだったので、会員にでもなってこれからちょくちょく来よう。映画館の周りも、美味しそうな店だらけで、いいとこを見つけた。

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by TuscanyCafe | 2018-09-07 21:09 | 観る読む聴く | Comments(0)

Ready Player One

飛行機で観たい映画がなくて、普段なら観ない感じのReady Player Oneを観たら、思いのほか面白った。さすがスピルバーグは歳をとっても人を飽きさせない。昔の懐かしい音楽や映画やアニメなどがたくさん出てきて、ポップ・カルチャー愛を感じさせた。日本からもガンダムやAKIRAが出てきて、少し誇らしいような。個人的にはガンダムよりも、グフとか、ズゴックとか、シャア・ザクのほうが好きですが。たまにはこういうエンタメ映画もいいな。


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by TuscanyCafe | 2018-08-22 22:03 | 観る読む聴く | Comments(0)

while we are young

映画While We Are Young(邦題ヤング・アダルト・ニューヨーク)を観たら、なんか嫌な後味が残った。悪い映画だったわけではないし、心に影響を与えたのだから、むしろいい映画なのかもしれない。

中年になった夫婦が20代の夫婦と知り合い共に過ごすうちに、もう忘れかけていた自由な感覚を取り戻し、生活の張りも取り戻すが、やがて埋めがたいギャップを感じ、心の平穏を失うも、また元の生活に戻っていく・・。ざっくりまとめてしまえば、そんな感じか。

後味が悪いのは多分、中年に属する彼らのあがく感覚がわかってしまうから。大人なのに大人になりきれなかったり、それなのに自由な感性がいつのまにか弱まっていたり、体の衰えを感じたり。でも日本にいると、若くても自由じゃない人が多いから、若者と接してもそれを感じにくい。ちょくちょく外に出よう。

後味が悪いといっても、ハリウッド映画なので最後は平穏に終わるが、逆にあんなふうに夫を無条件に受け入れてくれる奥さんがあまり現実と思えないので、余計に後味が悪くなったのかもしれない。


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by TuscanyCafe | 2018-07-22 23:56 | 観る読む聴く | Comments(0)

正しい日

ホン・サンス監督の映画を続けざまに2本観た。1本目の「海の浜辺でひとり」は最初の10分で寝てしまったし、賞を取った主演のキム・ミニもそんなに凄いと思えなかったのに、なにか惹かれるものがあったのか、また2本目の「正しい日、間違えた日」を観に行った。

主役のチョン・ジェヨンの演じるキャラクターに少し苛々しつつも、こっちの映画のほうが楽しめたのは、「正しい日」の教訓として、やっぱり自分に正直に誠実に生きることだよな、そうじゃないと生きてて意味ないよな、と思えたこと。でもそんな教訓が成果なら、この作品は実用書か啓蒙書みたいなもんなのか?

なんか本来の趣旨とは違う気がするが、まあいいか。



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by TuscanyCafe | 2018-07-13 22:05 | 観る読む聴く | Comments(0)

the Art of Getting By

(500)日のサマーのスタジオが贈る作品、という宣伝文句を最近何度か見て、あの映画は人気なんだなぁと改めて思う。

今日観たのはそのうちの一つ。2011年の作品で「The Art of Getting By」。なんかいつも邦題にケチをつけてるけど、これもその一つ。「最低で最高のサリー」はラブストーリーのタイトルだけど、この映画も(500)日の・・と同じで、ナイーブな男の成長の話だと思った。原題のとおり。

もう一つの共通点は、音楽がいいこと。メモしておくと、
The Shins "You will become silhouette"
Earlimart "We drink on the job"
French Kicks "The Trial of the Century"
Pavement "Here"
Hedowic "In my mind"

僕がこの手の青春映画を繰り返し好きになるのは、僕がセンチメンタルなのもあると思うが、今日一つ気づいたのは、僕の状況がある意味思春期に似てるのでは、という仮説。家の中に共感できる人が一人もおらず孤独で鬱々とした時間を日々過ごさざるを得ないこと。そこから抜け出したいけど、どうしたらいいかさっぱりわからないこと。それは共通点だと思う。だから夢見がちになるのかもしれないし、仕事に情熱を見つけようとするのもそれが理由かもしれない。

また同じ映画を1日に二回観てしまった。アマゾンで100円。Pretty good.


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by TuscanyCafe | 2018-07-01 20:32 | 観る読む聴く | Comments(0)

Me and Earl and the Dying Girl

1日に二回同じ映画を見てしまった。「ぼくとアールと彼女のさよなら(Me and Earl and the Dying Girl」。

今年は僕にとって映画の当たり年で、いい映画をたくさん見ている。(今日見たのは今年の作品ではないけれど。)

他にはThe Only Living Boy in New York(さよさら、僕のマンハッタン←酷い邦題!)、Lady Bird(レディ・バード)、と書くと、僕の趣味が分かりやすすぎるかも。

青春時期の主人公で、映像がスタイリッシュで、音楽が良くて、少し感傷的で、というのが共通点。もし僕がマジョリティの観客だったら、そんな映画が世の中に溢れてしまうけど、幸か不幸か僕はマジョリティではない。

魅力的な人が出てくる映画が好きだ。Rachel役のOlivia Cookeは本当に美しかったし、Earl役のRJ Cylerもすごくいい味を出していた。

そういえば、青春時期の主人公と書いたけど、The Only Living Boy...は、主人公の親の世代の中年たちの青春の話だった気がする。その意味でもとてもユニークで、この数年に見た中でベストかもしれない。


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by TuscanyCafe | 2018-06-23 23:14 | 観る読む聴く | Comments(0)

Killer P

映画Patti Cake$は、ストレートで良い映画だった。簡単に言えば、どうしようもない現実のなかで好きなものへの情熱を燃やす話。キャラクターの設定など、古典的とも言えるかもしれないが、それでも登場人物が皆いい味を出していた。改めて感じさせられたのはアメリカ社会の矛盾と貧困だけど、なによりやっぱり音楽映画はいい。このパターンも既視感満載かもしれないけど、最後のステージがとてもよかった。実際のところ、心無い言葉を浴びせる人も深い考えはなくやっているので、いいパフォーマンスを見せられると、あっさりとそれになびいたりするのはおそらく真実で、だからこそ強い気持ちで自分の信じることを続ける正しさを改めて感じさせてくれた。映画を見終わってから、PBNJ, PPBNJというフレーズが何度も流れている。
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by TuscanyCafe | 2018-05-05 08:48 | 観る読む聴く | Comments(0)

花咲くころ

そういえば、評判の良かった「花咲くころ」というジョージア(グルジア)映画を見たのだけど、良さがわからなかった。


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by TuscanyCafe | 2018-03-15 22:26 | 観る読む聴く | Comments(0)

it's what you do with every single second that counts

映画Cashback(邦題フローズン・タイム)を見た。映画の宣伝の写真やキャッチコピーは、全くこの映画を表していなくて、製作者は可哀想だと思う。宣伝の安っぽさとは無関係に、とてもいい映画だった。単にセンチメンタルさが僕の好みに合っていたのかもしないが。

この映画は時がテーマだと思う。時が早く過ぎるのも、ゆっくり流れるのも、自分の心の捉え方次第。でも時を巻き戻すことだけはできない。そして美しいことも、立ち止まってそれに気づかなければ、存在しないのと同じ。

それと、もう一つのテーマは女性の美なのかな。これもなんとなく分かる。性的な感情と地続きかどうかは分からないけど、ずっと見ていたい美しさを見知らぬ女性に見つけることは、少なからずある。僕が惹かれるのは、映画に出てくるのような曲線美ではなく、洗練や優美さや慈愛のような美であるが。

映画自体はエンタテイニングで、イギリスらしいお馬鹿なジョークも悪くなかった。主人公の不眠症も時を止める話もありえない話だけど、寓話としてうまい仕掛けだと思った。

登場人物では、シャロンはとても素敵な女性だと思ったし、逆に主人公がスージーのどこに惹かれたのか分からない。でも現実はそんなものかもしれない。理由もわからないままスージーに夢中になったり、シャロンの良さに気づかないまま通り過ぎることも少なくないだろう。僕も友達から、貴方は人を見る目がないと言われたしね。

とか言いながら、同じ映画を一日に2回も見てしまった。


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by TuscanyCafe | 2018-03-08 20:26 | 観る読む聴く | Comments(0)