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無駄遣い

ふるさと納税はすごく変な制度だけど、日本に帰ってきてから、罪悪感のない無駄遣いとして楽しんでいる。本来の「自分の故郷を応援する」という制度趣旨とは何の関係もないし、馬鹿な制度だなと思っていたが、この制度がなければやらない無駄遣いを現に僕らにさせているし、その多くは各地の特産品の販売につながっている。経済を潤すためには、みんなの財布の紐を緩ませて無駄遣いをさせることが必要なので、経済的にはそれなりに効果のある制度なんだろうと思う。どうせお役所が無駄遣いする住民税の1/3くらいを僕らが代わりに無駄遣いして、土建屋の代わりに農家や漁師が潤うのなら、それでもいいのじゃないか、という気がしている。(残りの2/3くらいはやっぱりお役所に回るし、創意工夫のあるお役所ほど魅力的な商品を用意している(と思いたい)から、有効にお金が使われることを微かに願ったりもする。)僕個人としては、そういう経済とは関係なく、無駄遣いの楽しみを味わっている。
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by TuscanyCafe | 2018-05-03 00:37 | 変なの | Comments(0)

エントロピー

スマホの文字入力アプリをsimejiからgoogleに変更したら、変換候補が少し変わってて、欲しい単語があまり出てこない。boughtと打ちたくてbouと入れたらbouncyとかbouncedとかboulevardと出てboughtが候補にないのはどうかと思うが(使用頻度からして)、entryと入れたくてentrと入れたら先頭にentropyとか出るのはちょっとふるってて、逆に面白いかも。高校の理科の授業を思い出す。膨大な入力データを握ってるgoogleにとっては簡単なはずだから、あえて使用頻度とは違う尺度で何か考えてるのかしらん。啓蒙とかくすぐりとか。買い被りかな。


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by TuscanyCafe | 2017-12-31 15:01 | Comments(0)

できる

この歳になってからまだ自分のできることが増えるのは嬉しいのだけれど、もっと若いときからできていてもいいのに、と思うこともある。

仕事に関しては、経験を積んだ今だからできるようになった、分かるようになった、と思えることも多く、それは当然のことだから構わない。気になるのは仕事以外のことだ。

例えば大勢の人を笑わせたりとか、大勢の人の前で照れずに馬鹿なことができたりとか。自意識過剰が抜けてきたのか、自信がついてきたのか分からないけど、わりとできるようになった。(それでもまだ得意というほどではないけど。)海外で経営者をしてた時にその使命感でやり始めたのもきっかけかもしれない。

でもこの手のことは、僕の周りの若い奴らは最初からできるから、漸くできるようになるのもなんだかなぁとも思う。それに僕もずっと昔の小学生の頃はむしろ得意だったのに、中学の頃に自意識過剰になって苦手になり、それが元に戻るのにこんなに時間がかかってしまった。とはいえそう思いつつも、結構な間苦手だったことができるようにになるのは、いい気分ではあるのだ。


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by TuscanyCafe | 2017-12-26 00:00 | 思う | Comments(0)

Holiday morning

朝から鬱である。そもそも時差ボケで、ちゃんとした時間に寝起きができない。それでも朝起きたらフランス人の友達からテキストが来ていて、彼はもう何年も失業したままで、返事を軽く書くか重く書くか悩む。少し前から真面目に離婚を考え始め、将来に向けて明るい気持ちになることもあるが、逆に今は現実的な諸々を考えて気分が暗くなっている。そんなことなら今のままでよいか、と弱気になる。テレビをつけてもワイドショーで余計に憂鬱になる。

それはそうと昨夜のカズオ・イシグロのNHK白熱教室は面白かった。僕は彼の作品は大好きだが、何が好きかと聞かれると上手い言葉を持たない。これは彼に限らず他の小説でも絵画でも同じで、人に説明する努力をあまりしたことがないから、いつまで経っても言葉にならない。それはそうと、昨日彼が自分の作品や小説というものについて語ったことは、なるほどと思わせることが多く、面白かった。

あとバラエティ番組で歌のオーディションをやっていて、辛口審査員のいうコメントに説得力があり、それと向き合う出演者の姿もよかったが、番組の作り自体がやかましく、なんでthe VoiceやAmerican Idolのように普通にできないのか、とも思った。でも他にないので多分また見ると思う。


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by TuscanyCafe | 2017-10-09 12:32 | 暮らす | Comments(0)

Filtered bubble

Filtered bubbleという言葉がある。気に入ったものばかり調べていると、それに関する情報ばかりが集まり、他のことが見えなくなるということ。フィルターを通った泡の中に包まれる感じ。

最近のウェブやアプリのサービスは特にその傾向が酷くて、今の僕のPinterestのフィードには、Cy TwomblyとGerhard RichterとSaul Leiterばかりが流れてくる。昔しんどかった頃は人生訓で溢れてしまったし(笑)。極端だよ。




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by TuscanyCafe | 2017-09-07 12:33 | 暮らす | Comments(0)

反ナイスミドル

ファッションに時間もお金もかけるつもりがないくせに、人の服装には目がいくほうである。日本に帰ってきてから、休日でもそれなりの格好をしないといけない機会が増えて(例えばゴルフ場に行く際はジャケットを着ないといけないという馬鹿なルール!)、油断するとナイスミドル的な格好に陥りそうである。というかもう陥っている。

かといって、決して奇抜な格好をするつもりはないし、逆に黒づくめの服を着るわけでもない(紺づくめは結構してしまうのだが)。ただ、デパートの紳士売り場のマネキンみたいに「適切さ」をアピールしたような格好が嫌いなだけだ。そんな格好するんなら、何も着なきゃいいのに、とまで思う時があって、なぜそこまで思うのか、自分でも不思議だ。

何がそれにあたるかは、もう自分の感覚だけで、その差は僕にしかわからないのだけど、周りに「適切」と思われるためのブサイクな格好はしたくないなと思う。僕の昔の友達は、ユニクロについて「あんなuglyなものは嫌だ!」と言っていたが、僕はユニクロを結構着るし、一般的な美的感覚からしたら、ナイスミドル的な格好の方がよほど良いのだろうが。

自分の垢抜けない格好を差し置いて、こんなことを書くと笑われるな。でも、ありきたりでいいので、「適切」で醜い格好はやめよう。服装は、自分の心持ちに影響するし、好きなものをちゃんと選ぶように心がけたい。


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by TuscanyCafe | 2017-05-02 14:31 | 変なの | Comments(0)

きるもの

僕にとっての日本は冬だった。夏に帰ってきたことがなかった訳じゃないが、数年ぶりに本帰国したら翌週に雪が降ったし、それ以降ずっと冬だった。

急に春がやって来て、着るものがなくて困っている。春の服なんて持っていないのでお店に買いに行ったが、そこでもどうしたらいいのか困ってしまった。

アメリカにいた時は、大抵バナリパで、あとはGAPかブルックスブラザーズ。それ以外の店自体殆どなかった。

シンガポールにいた時は、エスプリかマンゴー。近所のモールに入っていたから。

日本はいろんな店があって選択肢が多すぎるのと、多すぎる割には欲しいものが少ないので疲れてしまう。海の中から宝物を見つける作業は、買い物好きには楽しいのだろうが、僕には面倒だ。一通り揃えるまではしょうがないが、その後は、ずっと同じものを着ることになるかもしれない。

バナリパは、あれだけよく来ていたのに、日本やシンガポールで見かけても、結局買ったことがない。気候とか気分とか、土地に影響されるのかな。


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by TuscanyCafe | 2017-04-29 12:09 | 暮らす | Comments(0)

おされ

空港の待ち時間が長いので、本日2件目。

こっちにいるといつも思うのは、残念ながら男も女も、日本人より欧米人の方がずっとお洒落だということ。(例外はあるけど平均的には圧倒的に。)

欧米人が洋服を着てきた歴史が長いせいなのか、日本人のいろんなタブーのせいなのか、日本の統一性のない街並みと色使いのせいなのか、日本人が全体のバランスを考えずに「かわいい」に走ってしまうせいなのか。たぶんその全部なのだろうと思う。体の線を綺麗に出すこと、サイズの合った服を着ること、バランスの良い色使いをすることについて、完全に負けている。最近は、他のアジアの国の人達にも負けつつある気がする。

あ、でも冬服の場合はそこまで顕著に負けていないような気もする(多分夏ほどタブーに影響されないせいで)。それに日本の一部のお洒落な人は、感動的にお洒落だったりする。前に東京でサイ・トゥオンブリ展に行った時、他の人の格好よさに見とれてしまった。そういう意味では、日本は一部のお洒落な人(流行りとは別の流れの)と普通の人の格差も広がっているのかもしれない。



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by TuscanyCafe | 2016-10-16 17:06 | 旅に出る | Comments(0)

もう年齢的にはどっぷりと中年なのに、意外と体が無理をきくのに驚く。
でもその分、週末にゆっくりしたときに、どっしりと体が重いことにまた驚く。
そんなもんか。




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by TuscanyCafe | 2016-03-13 15:01 | 暮らす | Comments(0)

会話

こっちの友達からイアン・マキューワンの小説を薦められて読んでみたら、どうだった?と聞かれたので、面白かったけどちょっと憂鬱になるよね、と言ったら、いい文学は皆そうでしょ、憂鬱だったり悲しかったり。いい文学で憂鬱でないものを一つでも挙げてごらん!と言われた。でもencouragingな小説も好きだよ、日本語のだけど、と言ったら、encouragingなのは日本の作品の特徴でしょ!、ドラマも小説も、と言われた。

なんか面白いので、よし、例を挙げてやるから時間をちょうだい、と言ったら、いくらでも時間をあげるよ、でも絶対見つからないよ、というので、考えてみた。でも相手が知っていそうな英米文学で憂鬱でないものがあまり思い当たらない。そもそもそんなに英米文学を読むわけではないし、イシグロとかアーヴィングとかフィッツジェラルドとか考えてみても、どこか悲しかったりする。あまりストーリーは覚えていないけれど、フラニーとゾーイーは憂鬱じゃなかったと思うんだけど、とぶつけてみたら、相手が読んでいなかったので、引き分けになってしまった。でもwikipediaで見た彼女から、あまり元気の出る感じじゃないよね、と付け足された。まあフラニーが魅力的だったこと以外は、僕もあまり覚えていないから反論できない。

最近日本のドラマを見たけどすごくcheesyだったと言うので、cheesyならなぜ見るの?と聞くと、cheesyはentertainingだし、出てた役者がcoolだったから、と言う。じゃあencouragingだけどcheesyじゃない日本のドラマを今度教えるよ、と言ってみたが、何がいいんだろうか。最近のはあまり見てないから、思い浮かんだのは、昔のちりとてちんとかだけど、古いからネットで英語字幕の動画はなさそうだな。それで彼女がcheesyと言ったドラマをネットで調べてみたら、渡部篤郎と佐藤健が出ている。どっちが好きなのと聞いたら渡部篤郎らしい。まあ男の趣味は悪くないらしい。

他愛のない会話だが、こういう挑戦的なのは楽しい。
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by TuscanyCafe | 2015-12-16 00:42 | 観る読む聴く | Comments(0)