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アイデンティティ

好きなもので自分を表現すればよいのであって、嫌いなものは放っておけばよい気もするが、実は嫌いなものの方がはっきりしている。

国立新にボナールを見に行った。展示数の多さは流石国立新で、入場料が高いだけのことはある。ただ、ボナールは昔大好きだったはずなのに、今日見ても全く心が踊らなかった。好みは移ろう。

チケット売り場で聞いていると、同時にやっている東山魁夷の方が人気がありそうだったが、僕は東山魁夷が嫌いだ。まだ風景だけなら許せるが(誰も許しを求めてないが)、白い馬が出てきた時点でもうあり得ないと思う。甘ったるいにも程がある。ボナールだって暖かいが、そこは大きく違うと思う。

東山魁夷とルノワールと宝塚。あとはホストクラブのホスト。これらを美しいと思う感覚は全く分かりません。でも最後のを同列に並べると流石に他の三つのファンの方に失礼ですね。それくらいは分かります。


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by TuscanyCafe | 2018-11-08 19:47 | 好む | Comments(0)

toeを観にクアトロに行った。jizueのゲスト扱いだったが、僕はtoe目当て。toeは音源で聴くよりもライブが絶対にいい。だから新しいアルバムがそんなに響かなくてもライブには行く。そしてtoeを観るときはドラムがよく見える場所に立つ。

今日はjizueもよかったのだけど、待ち時間入れて3時間ずっと立っていたら足の裏が痛くなって、かなりきつかった。歳には勝てんね。というかライブハウスは年寄りに優しくない。シルバーシートはまだ早いけど中年シートとか用意してほしい。


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by TuscanyCafe | 2018-08-24 22:23 | 観る読む聴く | Comments(0)

じゅーす

普段は忘れているが、欧米に来ると、日本のオレンジジュースが美味しくないことを思い出す。オレンジの種類のことではなく、日本ではその場で絞ったフレッシュジュースに出会うことが少ないからだと思う。果汁の入ってないものもジュースと呼んでしまうくらいの寛容さと関係があると思う。日本人は外国人か気にしない部分に繊細だが、同時に別の部分では鈍感だったりする。日本人に限らず何人でもそうだけど。
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by TuscanyCafe | 2018-08-03 16:39 | 旅に出る | Comments(0)

何処で咲く

突然ですが、サッカーのジャーナリストで一番信頼できるのは、日経新聞の武智幸徳だと思う。(技術的なことは元選手のほうが上かもしれないが、その言葉の信頼度で言えば。) 多分思っているのは僕だけではなく、知る人ぞ知る記者だと思うが、人のキャリアはどこで咲くかわからないし、いいものがどこに眠ってるかも分からないもんだ。


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by TuscanyCafe | 2018-07-14 21:43 | 好む | Comments(0)

タブー

小学生の頃の運動能力は男女同じくらいだったのが、大きくなるにつれ、男の方が強く、速くなった。それは成長に伴うホルモンの影響なのだろう。

思い出してみると、学力も小学生の頃は男女の平均が同じくらいだったのに、大学受験になると男の方が平均で上回り、一流大学の男女比は、圧倒的に男の方が多かった。

これはなぜなんだろう。これもホルモンのせいなのか、それとも社会的な要因なのか。でもテストの採点で男が贔屓されることはないから、もしも社会的な影響があるとしたら、「女の子は勉強しなくていい」的な発想の影響がまだあったのかどうか。(実際男は、大人になる過程で、家族数人を養う経済力をつけることを否応なく意識させられるのに対し、女性でその意識を持っていた人は多くないと思う。)

社会人になると、学力とは別の構想力とかコミュニケーション能力とかも大事になるので、異種格闘技のようになる。これまでビジネスの世界で男が優勢だったのは、社会的な背景が圧倒的に大きいので、これは縮んでいくと思う。女が男化するのではなく、むしろ多様な成功の形が現れたら面白いと思う。

よく分からないのは学力で、テストで求められる論理性みたいなものとホルモンの関係があるのかしらんとも思う。フェミニズム原理主義者のように男女の能力は全て同等と決めつけずに、男女の違いを生物学✕統計学的に解明すれば面白いんじゃないかと思う。

個々人の差は大きいしステレオタイプ化する必要はないが、平均値としての差がなぜ起こるのか。PC(politically correct)が行き過ぎて全て社会的要因だと言っていると、多分間違うと思う。

娘の成績が高校になって落ちてきたのは何なんだろうと考えたところから、考えが飛躍してしまった。


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by TuscanyCafe | 2018-06-24 11:12 | 思う | Comments(0)

無駄遣い

ふるさと納税はすごく変な制度だけど、日本に帰ってきてから、罪悪感のない無駄遣いとして楽しんでいる。本来の「自分の故郷を応援する」という制度趣旨とは何の関係もないし、馬鹿な制度だなと思っていたが、この制度がなければやらない無駄遣いを現に僕らにさせているし、その多くは各地の特産品の販売につながっている。経済を潤すためには、みんなの財布の紐を緩ませて無駄遣いをさせることが必要なので、経済的にはそれなりに効果のある制度なんだろうと思う。どうせお役所が無駄遣いする住民税の1/3くらいを僕らが代わりに無駄遣いして、土建屋の代わりに農家や漁師が潤うのなら、それでもいいのじゃないか、という気がしている。(残りの2/3くらいはやっぱりお役所に回るし、創意工夫のあるお役所ほど魅力的な商品を用意している(と思いたい)から、有効にお金が使われることを微かに願ったりもする。)僕個人としては、そういう経済とは関係なく、無駄遣いの楽しみを味わっている。
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by TuscanyCafe | 2018-05-03 00:37 | 変なの | Comments(0)

エントロピー

スマホの文字入力アプリをsimejiからgoogleに変更したら、変換候補が少し変わってて、欲しい単語があまり出てこない。boughtと打ちたくてbouと入れたらbouncyとかbouncedとかboulevardと出てboughtが候補にないのはどうかと思うが(使用頻度からして)、entryと入れたくてentrと入れたら先頭にentropyとか出るのはちょっとふるってて、逆に面白いかも。高校の理科の授業を思い出す。膨大な入力データを握ってるgoogleにとっては簡単なはずだから、あえて使用頻度とは違う尺度で何か考えてるのかしらん。啓蒙とかくすぐりとか。買い被りかな。


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by TuscanyCafe | 2017-12-31 15:01 | Comments(0)

できる

この歳になってからまだ自分のできることが増えるのは嬉しいのだけれど、もっと若いときからできていてもいいのに、と思うこともある。

仕事に関しては、経験を積んだ今だからできるようになった、分かるようになった、と思えることも多く、それは当然のことだから構わない。気になるのは仕事以外のことだ。

例えば大勢の人を笑わせたりとか、大勢の人の前で照れずに馬鹿なことができたりとか。自意識過剰が抜けてきたのか、自信がついてきたのか分からないけど、わりとできるようになった。(それでもまだ得意というほどではないけど。)海外で経営者をしてた時にその使命感でやり始めたのもきっかけかもしれない。

でもこの手のことは、僕の周りの若い奴らは最初からできるから、漸くできるようになるのもなんだかなぁとも思う。それに僕もずっと昔の小学生の頃はむしろ得意だったのに、中学の頃に自意識過剰になって苦手になり、それが元に戻るのにこんなに時間がかかってしまった。とはいえそう思いつつも、結構な間苦手だったことができるようにになるのは、いい気分ではあるのだ。


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by TuscanyCafe | 2017-12-26 00:00 | 思う | Comments(0)

Holiday morning

朝から鬱である。そもそも時差ボケで、ちゃんとした時間に寝起きができない。それでも朝起きたらフランス人の友達からテキストが来ていて、彼はもう何年も失業したままで、返事を軽く書くか重く書くか悩む。少し前から真面目に離婚を考え始め、将来に向けて明るい気持ちになることもあるが、逆に今は現実的な諸々を考えて気分が暗くなっている。そんなことなら今のままでよいか、と弱気になる。テレビをつけてもワイドショーで余計に憂鬱になる。

それはそうと昨夜のカズオ・イシグロのNHK白熱教室は面白かった。僕は彼の作品は大好きだが、何が好きかと聞かれると上手い言葉を持たない。これは彼に限らず他の小説でも絵画でも同じで、人に説明する努力をあまりしたことがないから、いつまで経っても言葉にならない。それはそうと、昨日彼が自分の作品や小説というものについて語ったことは、なるほどと思わせることが多く、面白かった。

あとバラエティ番組で歌のオーディションをやっていて、辛口審査員のいうコメントに説得力があり、それと向き合う出演者の姿もよかったが、番組の作り自体がやかましく、なんでthe VoiceやAmerican Idolのように普通にできないのか、とも思った。でも他にないので多分また見ると思う。


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by TuscanyCafe | 2017-10-09 12:32 | 暮らす | Comments(0)

Filtered bubble

Filtered bubbleという言葉がある。気に入ったものばかり調べていると、それに関する情報ばかりが集まり、他のことが見えなくなるということ。フィルターを通った泡の中に包まれる感じ。

最近のウェブやアプリのサービスは特にその傾向が酷くて、今の僕のPinterestのフィードには、Cy TwomblyとGerhard RichterとSaul Leiterばかりが流れてくる。昔しんどかった頃は人生訓で溢れてしまったし(笑)。極端だよ。




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by TuscanyCafe | 2017-09-07 12:33 | 暮らす | Comments(0)